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大河ドラマ『光る君へ』第45回「はばたき」

第45回で「本編終了だ」とじぃじは思っています。
劇中で出てくる朽ち果てて破れた鳥籠は、囲われていた鳥が羽ばたいた跡を象徴していたように感じました。まひろと道長の別れは…

(賢子の退出を待って入ってくる道長)
「何があったのだ?」
「私の役目は終わったと申しました」
「行かないでくれ」
「船に乗っていけと仰せになったのではありませんの」
「これ以上 手に入らぬお方のそばにいる意味は
何なのでございましょう」
「私は十分やってまいりました
その見返りも 十分に頂きました」
「道長様には 感謝申し上げても
し切れないと思っております。」
「されど ここらで 違う人生も
歩んでみたくなったのでございます。」
「私は去りますが 賢子がおります。
賢子は あなた様の子でございます。
(ギョッとする道長)
「賢子を よろしくお願いいたします」
「お前とはもう会えぬのか?」
「会えたとしても…」
「これで終わりでございます」
(立ち去るまひろ)
(ひとり残される道長)

女性から別れを告げる時はこういう展開なのでしょうが、制作陣は「このシーンをイメージしてたから吉高由里子を起用したのかな?」とじぃじは考えてます。この、強すぎもせず、怨嗟の印象も持たせないサラッとした感じは吉高ならではのものかとじぃじは思うのです。

そして今週の話題になっている…

(賢子を遠目に見ながら後悔する道長)

第44回の「望月の夜」では世の全てを手に入れたかのようだった道長も、一番大事なたったひとつの事だけは手に入れられなかった…というオチだったのですねぇ。もっともまだ3回を残していますので😛

今回の視聴率は0.1ポイントダウンの10.1%でした。

大河ドラマ6作の46回までの視聴率

ついでにグラフも…

大河ドラマ6作の46回までの視聴率

ここまで回数を重ねてきますと年間の平均視聴率も予測できるのですが、おそらく前作の『どうする家康』よりは少し落ちますが10%は超えてくるだろうとじぃじは見ております。この結果の評価は全話が放映された後に取っておくとして…
第45回ではこうして一番大事だったまひろを取り逃がしてしまった道長もはばたいちゃうのですが…口説くなるのでやめておきましょう。

で…

次回予告では刀伊の入寇を扱うみたいですが…何となく少女漫画のような終わり方だなぁとじぃじは邪推しております。最終回はミュージカルのようなドラマチックなエンディングになるのかな?

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