第8回 6月茶室で遊ぼう~穢れを払う~を開催しました(その1)
て6月26日(日)に茶室で遊ぼう~穢れを払う~は
無事開催されました。
茶室にあるお花について
お茶室ってちょこっとお花を飾るんですよね。
よく言われるのは「花は野にあるように・・・」
これは千利休が弟子から
「茶の湯とはどういうものですか?」と尋ねられたときに
答えた言葉(利休七則)から来ています。
(おお!ちょっと勉強しなおした。深いw)
http://www.urasenke.or.jp/textb/kids/kokoro/kokoro.html
お花やさんのお花って・・・
華やかなものが多いんですよね。
特に贈答用がメインの繁華街にあるお花は特に
でも茶室って
ひまわりとかバラとかガーベラとか、
よっぽどテーマにしないと飾らないんです・・・
(少なくとも見たことない・・・)
⇒チャレンジャーなので
テーマにあえば使おうとは思っています
お茶室のお花は日常生活から考えると
「地味」な感じの「季節のもの」
「野にあるお花」
いいですねぇ。素朴で身近にあるものでいいよ~
ってことなんですが・・・。
ワタシは大阪市民の中でも猛烈な繁華街界隈に住んでいて・・・
「野」って全然身近ではないんです(涙)
なので実はこういう「素朴なお花」を
扱っているお花屋さんは結構少なかったりします。
めちゃくちゃ一生懸命探しています。
ほんまにないねん(涙)
でもね、素朴なお花があるのとないのとでは
やっぱり違うわぁ・・・と思うのです。
あくまで、足しすぎない。引きすぎない。
このバランス感覚って結構難しいんじゃないかなぁ。
お花の難しさ
まだ難しいネタがあるんですよ・・・。
お花の難しさの一つに
「当日ええ感じに咲くか」
これめちゃくちゃ難しいんです。
これからの時期はむくげ(木槿)などがよく出ますが
これらは一日花でその日しか綺麗に咲かない
咲きすぎてもきれいじゃない
つぼみ⇒咲くってのが一番力があって綺麗
そもそも生けたときに
いい角度?に生けられるかが最大の謎ですよね・・・
めっちゃうれしかったこと
⇒お花がいい感じで生けられたのでうれしい(^^♪
というような山を越えて
今回少ない花材の中
桔梗(ききょう)、利休草、サンダーソニア を生けました。
桔梗は紫の花で、実は前日よく咲いていたものが当日しおれ・・・。
この子は当日の水切りで本当にちょうどいい感じになりました。
利休草はお店で見た瞬間使いたいと思ったもの。
でもこれ1本しかなかったんでかなりチャレンジだったんです。
サンダーソニア(黄色いのん)
桔梗と利休草だとさすがに渋い、渋すぎるw
と思ったのであわせてみました。
葉もかわいいので思った以上にいい取り合わせになりました。
西洋ホタルブクロのイメージです。
あれ?長くなったので次回に
ということで今回はお花にフォーカスしました
毎回お花は大変なんですけれども・・・
もう7,8,9月の上旬頃まではお花の調達が難しい時期になります。
お花の稽古については昔から8月は休講のところが多いんです。
暑くてお花が痛みやすいし、そもそも種類が少なくなるんですよ。
まして近年めちゃくちゃ暑いですもんね・・・。
個人的には来月だとふうせんかずらとかあれば生けたいなぁって思います。
次回は 7/31(土)8/22(日)9/26(日)
ということで茶室で遊ぼうは第4日曜に行います。
(ただし7月は諸事情によりイレギュラー)
参加してみようと思う方はぜひ以下リンクよりお申込みください
(有料:5千円 消費税込)
https://forms.gle/YvveTsxoBrcPt5z27
会場はこちら(めっちゃ素敵なお茶室です)
https://note.com/enter_o/n/nd6c4fa5d60c7