生きるコツ1月9日「朝起きた時が元日思考!」
頭では分かってるけど、実行できないといことはよくある事だ。
酒やたばこが体に悪いと知っててもついやってしまう。
いつだったか、松井秀喜さんの座右の銘としてこの言葉にも出会った。
「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」アメリカ合衆国の心理学者・哲学者であるウィリアム・ジェームズの言葉だ。
良い事言うなあ、と最初に出会った時にそう思った。
ただ、これがまあ簡単じゃない。三日坊主じゃないけど心を入れ替えたつもりでも3日も経てば意思もグラグラのフラッフラである。
にも関わらずである。新年を迎え、リセットされると性懲りもなく「今年こそは!」と抱負を抱き、意識を変えて何をやるべきかと思案する。もう人生ブランコだ。何度も行ったり来たりする。
でもだ。今年の私はちと違う。あることに気づいた。
よく人生を24時間で例えると、、、そんな話も聞く。
仮に人生80年だとすると、40歳なら12時である。60歳なら18時である。
この考えをちょっとひねって1年を1日に置き換えたとしたらどうだろうか?朝起きた瞬間を1月1日だと思う。そうするとリセットされた状態の自分がそこにいる。そうだ、一番心を入れ替えた状態の自分がいるのだ!
で、今年のというか毎年の恒例だが「ダイエットしたい」という思いがある。そのために食事制限はもちろん、運動も必要だろう。脂肪を燃焼しやすい体つくりのためには筋トレも必要だろう。となるわけだ。ところがいつもなら思い立ったが吉日はやるのだが2日目、3日目以降はその思いも揺らぐ。
そこでこの筋トレ、さらにはストレッチ運動を朝起きたらすぐにやったらうまい事、習慣化出来るのではないのか!ということに気づいた。
「毎朝、起きた瞬間が元日!」
これは画期的な思考ではないか!私はそう奮えたった。
でだ、実はこのことに気づいたのは5日前である。
初日はいいとして2日目以降である。
内容としてはTikTokでおすすめされていた開脚できるようになるためのトレーニングと腕立て、腹筋である。これを10分間サーキットのように切り返して行うものだ。
この「1日10分の運動」って数字だけ見ると容易い感じが漂うのだがいざやってみると、キツイ。50過ぎのおっさんにとってはしんどいというのが現実だ。昔は「ラジオ体操のどこが体操だ、あんなのやって意味があるのか?」とちょっと小馬鹿にしていたが、いやあれはよく考えられた体操だとこの歳だと身に染みる。
たかだか10分の運動だが、まあ長い。簡単には時計が進まない。10分近く経つ頃にはじんわりと汗が出るほどだ。ちなみに初日は腕立て伏せが6回しか出来ないほど衰えている自分がいた。
で、2日目はまだ自分の洗脳が効いているのだが、3日目はもうヤバイ。早くも逃げ出したい自分がいる。でも「今は元日である!」と言い聞かせてこなす。
正直、この思考は思いついた日に書こうと思っていたが3日坊主で終わる可能性も考えて記すのを躊躇していた。で今5日ほど経った。正直に告白するとやりたくない思いが満載である。でもここが習慣への踏ん張りどころだと思い、何とか続けている。とりあえず、腕立ても15回の3セットぐらいは出来るようになってきた。となるとあの最初の6回の自分もちょっと可愛いものだ。
ただ、まだ5日ぐらいである。
あと1か月後の私はどうなっているのか?少なくともここに書いてしまった。何とか習慣化して偉そうに言いたいのだ。
「朝起きたら元日だと思えばいいよ」って。