”心の姉”と”心の友”に会いに行った日
夏休みも終盤。
先日、子供たちが行きたがってたイベント「HUGっと!プリキュア みんなでおうえん!フレフレワールド」に家族で行ってきました。
■”心の姉”プリキュアねえさん。
長女ににとって、プリキュアは「おねえちゃん」。
それも、「わたしだけのおねえちゃん」なのだそうです。
妹と弟を抱えて、自分にもお姉ちゃんがほしいと思ったのか
親が自覚していなくてもついうっかり「年長者扱い」してしまうのか…
祖父母から「お姉ちゃんなんだから」と言われることもある長女にとって、
自分も「おねえちゃん」と呼べる人がほしいのかもしれない。
プリキュアは、親と違って「自分をすべて受け入れてくれる存在」なんですよね。OPやEDの歌詞を見ても、子供たちが元気になれるような、前を向けるような言葉であふれています。
(ライター目線でいえば、プリキュアの歌詞は時代時代の言葉をうまく取り入れているように感じるので、いつも歌詞には注目します。)
長女にとっての心の拠り所なんだろうなぁ。と。
この日のために、長女はプリキュアに手紙を書きました。
渡せるのは、握手会。イベントステージ終了後の握手会に参加し、無事手紙を渡すことができました。
■”心の友”が待っているてんしん書房さんへ
11時ころに着いたのですが、会場を出たのは15時ころ。
せっかく池袋まで来たし、せっかくあのお店も開いていることだし…と、
疲れ果てて眠ってしまった次女をベビーカーに乗せて
丸の内線で茗荷谷まで行ってきました!
茗荷谷といえば「てんしん書房」。
この日は久しぶりの開店ということもあり、うちはオープン以来ご挨拶もしていなかったので、ご挨拶も兼ねていってきました。
てんしん書房さんには開店前いろいろとアドバイスをいただいたり
絵本についてお話しいただいたり、いつもいつもお世話になっているお店です。
ここは、子供たちが子供だけで来ても注意されない貴重なお店です。
(悪いことしたら注意されますが、「来た」だけで注意されることはありません)
ここに来ると、ゆっくりと絵本を選びたくなります。
私はいつもここで絵本をじぃーっと見てしまうのですが、その間に長女はてんしん書房さんの奥さんに相手をしてもらっていて、なんとも楽しそうに過ごしておりました。
お店の人と子供が、直接交流できる場所というのは、見ている側もほっとする光景だと思います。
(末っ子は夫と絵本『おかお みせて』のパネル展を楽しんでいました。)
たくさん絵本を見せてもらった長女が選んだ絵本は『わたしとなかよし』。
私が選んだ絵本は2冊。うち1冊は以前にてんしん書房さんとお話ししていたものでした。
最後、店を出るときに「池袋にいたんです…」なんて話をしていたら、長女から衝撃の言葉が…!!
「あのね、プリキュアのいるところにいったんだけどね
ほんものじゃなかったの。」
……( ゚Д゚)ばれてる。
そういえば、手紙を渡した後何度も「ちゃんと届くかなぁ」と言っていたけど、あれは彼女らがニセモノと認定していたからなのか…
しどろもどろにごまかしながら店を出て、公園で少し遊んだ後茗荷谷駅へ。
帰り道、次女が起きたので末っ子をベビーカーに乗せようとしたら
「ずっとがんばってあるいたから、ベビーカーのりたい」と長女(5歳)。
まあいいか、とベビーカーに乗せると、さっそく『わたしとなかよし』を広げて読んでいました。
プリキュアが「心の姉」ならば、絵本は「心の友」ではないかな、と思います。
こういった本屋巡りは、私一人でもできるのですが、やはり家族で行くと
「仕事目線」ではなく「利用者目線」としての意識が芽生えるし、夫や子供たちの反応を見て、得られることが多く、なにより楽しい。
本屋のことについて家族で語らえるって、私にとっては贅沢の極みです。
実際、夫からは「たくさん絵本があるっていいね」「選ぶ楽しさがあったね」「ああいう本棚いいね」とべた褒めな意見がどんどん出てきたのはとても新鮮でした。
充実した1日。帰宅すると19時をまわっていたので夕食はあっさり、納豆ごはん。皆、あっという間に寝ました。
プリキュアのイベントも、てんしん書房で買った絵本も、
末永く子供の心に生き続けてくれますように(^^♪
★8月&9月のイベント★
●8月25日10時~『はな言葉』で花ドレスを作ろう!
●8月29日19時~「Officeで作る簡単ブックカバー講座前編」ドク書房さん
●9月6日19時~『日本の小さな本屋さん』和氣正幸さん刊行記念トーク
8月25日10時~『はな言葉』で花ドレスを作ろう!
【季節を彩るはな言葉 ワークショップ「花ドレスを作ろう」】
TwitterやInstagramで多くのフォロワーを持つ葉菜桜花子さんの著書『季節を彩る はな言葉』の刊行をお祝いして、せんぱくBookbase で花ドレスを作るワークショップを開催します!
●申込はこちら●
https://goo.gl/forms/hhNFLlMEgpxrY3zr2
●場所:せんぱくBookbase 千葉県松戸市河原塚408せんぱく工舎d号室
●日時:2018年8月25日 10:00~11:00
●募集人数:6組
●参加費用:
大人 1,500円 親子1組2,000円(兄弟参加500円) 書籍・ドリンク代込
●持ち物:お花(使いたいお花があれば)
著者:葉菜桜花子
散ったり枯れたりした花をもう一度美しく甦らせるために花ドレスをつくりはじめる。「はな言葉」としてSNSにアップし、人気を博す。その日出会った花からテーマを決めるため、登場する花は身近なものばかり。
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当日は、遠方にいる葉菜桜さんに代わりご本人の制作過程がわかる動画を見て、皆さんと作ります。
お楽しみに!!
8月29日19時~「Officeで作る簡単ブックカバー講座前編」ドク書房さん
シェアメンバー向けに開催している「本屋講座」第二弾はブックカバー芸人としてユニークなブックカバーを作り続けるドク書房さんをお招きして、
「Officeでつくるブックカバー講座 前編」を開催します!
前編では主にwordまたはexcelを使ったカバーの作り方やおすすめの紙について説明。10月開催の後編では実際にプリントしてお気に入りの文庫にカバーをかけます!
シェアメンバー向けの講座ですが、公開講座としてシェアメンバー以外の方も参加いただけます!
●申込はこちら●
https://goo.gl/forms/nvnetxxe6epOlkx92
●場所:せんぱくBookbase 千葉県松戸市河原塚408せんぱく工舎d号室
●日時:2018年8月29日 19:00~20:00
●募集人数:5組
●参加費用:1,000円
●持ち物:ノートPC(必要な人のみ。あれば便利、という程度です)
9月6日(木)19時~『日本の小さな本屋さん』刊行記念トークー小さな本屋の育ち方―
シェアメンバー向けの「本屋講座」第三弾は7月25日に『日本の小さな本屋さん』を上梓した和氣さんをお迎えして、全国各地の本屋を訪ねた和氣さんだからこその視点で、「小さな本屋の育ち方」について語っていただきます。
シェアメンバー向けの講座ですが、公開講座としてシェアメンバー以外の方も参加いただけます!
●申し込みはこちら
https://goo.gl/forms/iFvlh5Dk6btz6phj2
●場所:せんぱくBookbase 千葉県松戸市河原塚408せんぱく工舎d号室
●日時:2018年9月6日 19:00~20:00
●募集人数:5組
●参加費用:1,500円
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著者紹介
和氣正幸
会社員の傍らWebで小さな本屋さんの魅力を発信するサイト「BOOK SHOP LOVER」を開設。現在は独立し、雑誌やWebでは記事執筆やサイト運営を行っている。また、イベントの企画・進行なども行うなど多彩な活動を行っている。
双子のライオン堂と共催で「本屋入門」講座をはじめる。現在当店には2名の卒業生が活躍中。
●リトルスタッフはじめました●
このたび、親子読書専門店NanuKおよびせんぱくBookbaseは「リトルスタッフ」という選書サービスをはじめました。
これは月300円、月1000円、月3000円というコースからお気に入りの本屋さんを支援できる新しいサービスです。
毎日は大変なので、しばらくは3の倍数の日に選書を投稿いたします。
どんなテーマの選書か、お楽しみいただけましたら幸いです。
300円コースは選書の閲覧のみですが、1000円以上ですと1000円ごとに応募券がもらえ、本屋が選書した本に応募することができます。
当選した場合は現金の生産なしに本屋で受け取ることができます。
親子読書専門店NanuKでは主に親子向けの選書を、せんぱくBookbaseではジャンル問わず各店主が選んだ本を紹介してまいります。
親子読書専門店NanuKはこちら
https://www.littlestaff.jp/bookstores/9
せんぱくBookbaseはこちら
https://www.littlestaff.jp/bookstores/44
リトルスタッフの説明はこちら
なにとぞよろしくお願いいたします☆
今日の本屋家族
庭で実ったスイカ三兄弟。
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