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それは、自分との会話。


今日は朝から、予報どおりの雨だった。
次男の同級生たちのチーム、サッカーの試合は予定どおり決行されたので、応援に行く。

雨は容赦なく降り続き、もはやそれは文字どおり泥試合、これは何の勝負だろう?という有り様。
ボールは転がらない、重くて飛ばない、滑ってころんで泥だらけ……。

子どもたちは、またとない体験で楽しそうですらあったけど、あれを洗濯する親の立場を思うと…。


隣でいっしょに見ていたお母さんが、風雲たけし城だね、と言って、それがなんとなくわかって爆笑してしまったのだけど、わかる人いますか。笑




梅雨を迎えた私の小さな花壇、やわらかな緑の葉っぱたちが、むくむくと生まれてきています。


これ、ほんとに根付いてるのかな、と心配だったエキナセア。
植えた小さな小さな苗、3枚ほどの葉っぱのまま、静かに日々が過ぎていっていたけれど、ここ最近になって、目が覚めたように新しい葉っぱが次々と伸びてきている。

なんでしょう、この愛おしさは。

どうか本格的な夏には、花を咲かせてくれますように。


最近、ちょっと心がもやもやしたり、イライラしたりしたときは、気分転換に庭に出る。

自分が苦労して作った花壇を見て、そこに植えたほんの少しの植物たちが確実に生きているのを感じるだけで、心にすうっと風がとおって、ざわざわが静まるような気持ちになれる。


今、図書館で借りてきた『庭仕事の真髄』を読んでいます。
とても分厚い本なので、まだまだ先は長いのだけど、すでになるほど、と腑に落ちることがいくつもある。


庭にいるとき、外部の騒音レベルは下がり、自分に対する他人の考えや判断から逃れることが可能となり、したがって、自分自身についてもっと気楽によい感情を持てるようになるのだ。この対人関係抜きの気楽さは、逆説的に見えるかもしれないが、人間性と再び結ばれる道になる。


だからかぁ。
そうそう、まさにそんな感じ。


私なんて、その庭の一角にしゃがんで眺めたり草を抜いたりしながら、しょっちゅう声に出してひとりでぶつぶつ話してる。

まさに、自分と会話している感じ。
自分の素直な気持ちをわかってるよ、そうだよね、と聞いて認めてあげている感じ。
おもしろいよね。



そんなわけで。
今週もなんとか無事、日曜日の夜を迎えることができました。

いろいろあるね、あるんだよね。
みんなそうね、明日からもがんばろう。


今日もお付き合い、ありがとうございました。



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