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手帳と野帳と、堀江さんのこと。

3連休も終わり……ますが、またすぐ次も3連休ですね。
平日が好きな私には、ちょっと憂鬱です。


今日、ネットで買っていた来年の手帳が届きました。

noteでちらほら目にして知ったのですが、最近は、手帳会議、なることばが存在するのですね。
ふむふむ。


私は、会議にかける余地なく、もう10年ほぼ日手帳weeks一筋です。
なので9月に即決です。
見やすいマンスリー、ウィークリー、フリーのノートもほどよくあり、シンプルで使いやすいのです。


デザインは、その年の気分で選びます。


ちなみに歴代のものを並べてみると、おもしろい。
最初の3年は、ドット×黒。
次の2年は、インパクトあり×白。
そしてこの5年は、赤、ミナ、赤(微妙に違う赤)、リバティ(今年の)、リバティ(来年の)。

心境の変化ですか…?


そしてなにより、形が好き。
なかなかない、しゅっと、かくっとした縦型スリム。

ペンケースとの相性抜群。
ふたつを重ねて片手にもつ、このスマートさよ。
惚れ惚れ。


そして最近、ここにさらに加わったノートが一冊。

実はずっと気になっていたもの。
これです、野帳。


私が買ったのは、野帳スケッチの方で、元祖「LEVEL BOOK」と書かれた深い緑色の測量野帳、ではないのだけれど。

noteのネタにしよ、と浮かんだことをメモしたり、スケッチしたり(つい最近始めたこと)、なんでもありの思いつきノートになっています。



なぜ測量野帳がずっと気になっていたのか、というと。
堀江敏幸さんの『正弦曲線』の中に出てきたからです。


堀江さんの、ものへの愛情を綴った文章が好きです。
直接的にはエッセイ。
そして散文、小説…どの文章にも、それが表れているので、ついついそのものに興味を抱いてしまう。

『正弦曲線』がいちばん好きな一冊ですが、他に『回送電車』『もののはずみ』『バン・マリーへの手紙』などのエッセイ集や、『雪沼とその周辺』『なずな』などの小説もよいですよ。


正直、なんだか難しいというかまどろっこしいというか、全ての作品が好きとは言えないのですが。笑
でも、好きなものはすごく好き、というのが私の堀江さんの作品に対する気持ちです。



ここにも、愛が…。


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