傘とプールと紫陽花に思いを馳せる月曜日。
あぁ、雨が降ってる。
ふとんの中でスマホの天気予報をひらくと傘マークが続いてる。
そういえばこの数日、TVも見ていない。
全然知らなかった。
いや、昨日の午後から天気悪かったし、6月だしね。
まだ、傘買ってない。
もちろん、傘は持っています。でも。
この数年、間に合わせの傘をなんとなく使っていて、そしてずっと、ちゃんとお気に入りの傘を買いたいと思い続けているのです。
ちょうど5月の始め頃にも、梅雨にはいる前には、と思ったのに、雨が本格的に降らないとすぐに忘れてしまう。
そもそも車社会なので、がっつり傘をさして歩く、ということがあまりありません。
でも、だからこそでしょうか。
素敵な自分だけの傘を持つ、ということがとても贅沢なことであり、そうすることで自信がもてそうな気がする、というふわっとした思いがあります。
本当は実際にお店で見て、手に取り、開いて選びたい、と思うのですが、なかなか。
そして、ネットで探して見つけました。
イイダ傘店。
名前はずっと前から知っていて、すてきな傘を売っているのもなんとなく見たことがあったのですが、じっくり見てみたのは初めて。
もうその世界にぐいっと引き込まれました。
あんな素敵な傘を持っていたら、雨が楽しみでしょうがないだろうなぁ、とひとり妄想をふくらませます。
オンラインでの販売も限られているようなので、なおさら特別感が感じらます。
じっくり雨の音を聞きながら考えてみようと思います。
今朝は次男がしょぼん。
理由を聞くと、
「プールがいやだ。」
プール開きはまだ来週。
「大丈夫、プールの授業なんてそんなにいっぱいないし。」
「泳げなくても大丈夫。」
「あなたは走るのも好きだし、他にそんなに嫌いなこともないんだから、たまには嫌なものもあって当然だよ。」
全て意味のない励ましだってわかりながら言っているから、申し訳ないけど笑えてきます。
だって、子どもの頃の私と全くいっしょだから。
海の側で育ったくせに水が嫌いで、冬が終わる頃からプールを思い憂鬱。
熱があればいいのに、中耳炎になればいいのに、と思い続けた夏の日々。
そのまましょぼんとしたままで、傘をさしてとぼとぼ家を出た背中に、
「いつだってママはきみの見方だからねー!」
と、どうしようもないときの声援、でも心からの気持ち。
「わかってるーー!!?」
ふりかえってうなずいて、また歩いていく。
雨模様の1週間のはじまり。
隣の庭では、春の華やかな赤やピンクの花が咲き誇っているときから、青い花をつけるあじさいの株が、緑の葉っぱを着実に増やしていたのを知っています。
図書館の行き帰りの細い道端にある、カシワバアジサイが、その柏のような葉を広げ、白いつぼみをつけ始めたのを知っています。
珍しく、朝に感じたことをそのまま夢中で書いてしまいました。
私も、仕事を始めます。
今日は落ち着いた1日になるかな。