ねこを飼いたい。
突然ですが。
最近、ねこを飼いたい、と思い始めました。
いぬもねこも、大好きです。
でも今まで、その命の責任をとる自信もない、というところから、飼いたいと思うことがありませんでした。
人のうちのねこを見てかわいいと思っても、SNSにあげられているねこの写真や動画を見て悶えても、飼う、という選択肢があたまを過ったことはありませんでした。
なのに。
想像する。
ここに、このうちにねこがいたら。
なぜ、突然そう思い始めたのでしょう?
と考えると、やはり誰かの影響か。
たしかに、気付けばねこを飼っている人たちが多数、まわりにいます。
そして、彼女たちはもれなくとろけそうな顔と声で、ねこのいる生活の愛おしさを話します。
寒くなると、寝ているところにもぐり込んでくる、と最近あっちでもこっちでも聞く。
もうどうしようもなくかわいくて、吸い込んで身体の一部に取り込みたい、とまで言っていた。
ほう。なんと。
そして、このnoteでも、皆さまのねこのいる生活をあちこちで目にして、よけいに興味をもって見てしまう。
あと、もうひとつ、このことがきっかけであることも否めません。
私の人生のバイブル。
村上春樹さんが、読者からのあらゆる質問に答えるやりとりをおさめた『村上さんのところ』。
友人関係の悩みをもっていたとある女性。
猫でも飼ったらどうですか、という村上さんの回答で猫を飼う決心をし、その後幸せな日々を送っているので是非一言お礼を言いたい、とのこと。
それに対しての村上さんのこたえ。
もちろん、生きものを飼う、ということはかわいいだけじゃない、大変なことです。
だからこそ、今まで選択肢になかった。
でも。
ねこ飼いたいなあ、と思った自分に今はちょっとうれしくなっています。
昨日家族のまえで
「ねこ飼いたい。」
とぽつりと言うと、え?!ねこ?なに突然?!と口をそろえて言われたけど。
もちろん、まだ思い始めたばかりなので、長いスパンで考えてみるつもりです。
次男のサッカーの練習に付き添いながら、ねこを飼うお母さん友だちから、夢中で話を聞いていた今日の午前中。
あとで次男に、
「1点ゴール決めたの、見てなかったよね。」
「ねこの話してたんでしょ。」
と言われました。ごめん。笑
皆さんの"ねこのいる生活"も、見にいかせていただきたいです。
にゃあ。