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ショートカットと、ハイカット。
昨日、髪を切りました。
すごーく久しぶりの、ショートカット。
いつもはボブで、それを少し長くしたり、スタイリングを変えたり。
最近はずっと、限りなくショートカットに見えるボブ、ということになっていました。
飽きてきたなぁ、という私の気配を感じてか。
美容師さんは、ショートカットにしてみようか?と言ったあと……
う~…ん…
……どうかなぁ…
でも。
たまにはやってみる価値もあるよ。
髪質も変わっている可能性もあるし、あ、やっぱりムリだとわかれば、それはそれで。
確認にもなるし、選択の幅広がるかもしれないし。
忘れてるだろうけど、自分のクセを思い出して、切る側の長年の努力を思い知ることになるかもよ。笑
そう、私は生えグセが強くて頑固。
いつの時代もどの美容師さんも、難しい、と言っていた。
ーーお願いします。
そしてサクッとハサミを入れ始めてすぐ、彼は言った。
いや、やっぱり変わってなさそう…。
でも、トリートメントとスタイリングの効果もあって、できあがりはきれいにまとまっていました。
で、今日の朝です。
たしかに、もう濡らして乾き始めた時点で、はねはじめる。
あぁ、そうだそうだった、私の髪こんなだった!
なるほど、今までここにあった髪の重みで封じ込められていたのか。
でも、教えてもらったようにアイロンとオイルを使うと、思った以上にちゃんとまとまった。
さすがです。
(追記 やはり時間の経過とともに、頑固なクセが現れてきた…。)
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昨日、新しい髪で帰りに寄った、駅前の大きな本屋さん。(田舎比)
棚に挟まれた狭い通路、奥にあってひっそりとした単行本のコーナーが好き。
単行本はめったに買わないけど、新刊を知ったり、装丁の美しさを眺めたりしながら、ゆっくりとひとまわりする。
最近気になる詩や短歌のコーナーで、一冊の本が目に留まる。
まったく知らない方の本だったけど、帯の言葉に惹かれて買ってしまいました。
今日さっそく、その本を読み始める。
エッセイなのかな、2話め「シューレースのぐるぐる巻き」。
あ、と思った。
ハイカットのコンバースのシューレースを、足首にぐるぐる巻きにしたフランスの大女優。
ジェーン・バーキン。
10年以上前、20代のころ。
まさに。そうやってコンバースのハイカットを履いた彼女をテレビで見て(当時60歳くらい)、その素敵な姿に釘付け。
さっそく買って真似した私。
しばらくは、その黒いハイカットのコンバースを、ひたすらくたくたになるまで履き続けた、懐かしい思い出。
実は今も、同じスニーカーを持っている。
もちろん、そのときのものではなく、何年か前に買い直したもの。
ハイカットの面倒くささと、ちょっとカジュアルすぎる気もして、もう1年以上、全然履いていない。
この話を読んで、また、履きたくなりました。
ショートカットと、ハイカットのコンバース。
これもありかな。
コンバースのハイカットを履きこなせる60代、って憧れます。
その本は、こちら。