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1歳6ヶ月の「いっしょ!」「いっぱい!」が楽しい
1歳6ヶ月の娘は最近よく「いっしょ!」「いっぱい!」と言う。
娘がおもちゃカメラを首にかけ、私が肩からかけているストラップ付のスマホを指して、
「いっしょ!」
絵本でアンパンマンがたくさん載っているページを指でくるっと指して、
「アンパンマンいっぱい!」
絵本で豚が出てくれば、別の絵本を持ってきて、その絵本の豚が登場するページを開いて
「ブーブーいっしょ!」
遊び場のメダカの水槽をみて
「さかないっぱい!」
そんな感じで、1日にたくさん「いっしょ!」「いっぱい!」を聞くようになった。
思考力、数的概念発達してきたんだなぁと思う。
いろんな場面で「いっしょ!」と言えるのは何かの形が違っても、向きが違っても共通点が見つけられるということ。
冒頭の「首や肩から何かをぶら下げる」とか、結構抽象的な共通点だと思う。
(娘のおもちゃカメラと私のストラップ付きスマホは色も形も全然違う)
いくつかの「いっしょ」を見つけることができれば、「集合」の概念になるのかな?
いわゆる「数える」の前段階。
物を数える時、目に入った物を手当たり次第に数えることはないと思う。
鉛筆なら鉛筆、靴なら靴って仲間分けをして数えるはず。
子どもが同じ色のものばっかり集めたり、お散歩で葉っぱだけ、石だけを集めてる時って数学的思考をしてるんだなぁなんて思う。
「いっぱい!」はそのまま数量感覚のはしりかな?
数量の経験をたくさん積むと、数字/数詞に出会った時が楽しいんじゃないかな。
娘の感じてるその数量は数字/数詞になって、足したり引いたり掛けたり割ったり、自由自在に操れちゃうのよ?と思うとちょっとワクワクしない?
なんとなくそんなことを考える。
でも私にとって重要なのはそういうことじゃない。
「いっしょ!」「たくさん!」という時の娘の嬉しそうな顔!!!
たまらん。
何かを発見した時の喜びが溢れてる。
その発見を言葉で表現して、一緒に分かち合おうとしてくれるその気持ちが嬉しすぎる。
娘は世界を楽しんでる。生きることを楽しんでる。
親にとって、こんなに嬉しいことはない。
だから私も娘と同じテンションで応える。
「いっしょだね!!」「いっぱいだね!!」