見出し画像

叱るんじゃなくて、怒ってます。そしてウジウジする。

「fumimamaさん、穏やかそうだから〜」

いつも行っている遊び場の保育士さんがそう言ってくれた。

いえいえ、娘(1歳3か月)に対して、普通に怒ります。
叱るんじゃなくて、怒る。
しかも大声で。

お行儀が悪いとか、イタズラをしたとか、お皿をひっくり返したとかでは怒らない。
(イライラすることはあるけど、それはそれで対処法がある)
私、教育的なことでは怒りません。


じゃあ何に怒るかって言ったら…

痛いことをされた時!!

これはキレる。
「社会的にやってはいけないことだから」とかそんなことじゃなくて、純粋に嫌だ。

身体的痛みに弱い私は、
髪を引っ張るとか
顔をギュッと掴まれるとか、
痛いことをされると無茶苦茶怒る。

さっきまでニコニコしていたのに、
髪を引っ張られたりしたら
「痛い!!!嫌だ!!!!やめて!!!」
と鬼の形相で大声で怒る。

そしてその後ちょっと不機嫌な私になる。
「髪引っ張るのさ…すごく痛くて、ママ嫌だったんだよね…ママ怒ってる。もう終わったことだけど、ごめん、まだちょっと笑えない、まだ気分治らない」
ボソボソ言いながら家事をこなす。
たぶん3分くらい私の様子は変だと思う。
ちなみに痛いことを繰り返されると、この不機嫌タイムはもっと長引く。

常に今を生きている娘にとっては、この不機嫌タイムは不可解だと思う。
それにこんな気分のアップダウンの激しさは娘の愛着形成に悪影響じゃないかと不安にもなる。

でも…
痛いものは痛い。
嫌なものは嫌だ。

それに、もし娘が誰かに痛いことや嫌なことをされたら、ちゃんと「痛い!嫌だ!やめて!」と言ってほしい。
普通に怒ってほしい。

人に何か嫌なことをされて我慢するのはやめてほしいなと思う。
嫌なのに無理して笑っちゃうとか…母としての私が嫌だ。

私の勝手なイメージなんだけど、
何か嫌なことをされた時、ちゃんと大きな声で「嫌だ、やめろ」と言える子はいじめられない気がする。

そう思うと、私が嫌なことに対して嫌だと怒る姿を見せるのは、そう悪いことじゃないんじゃないかと思う。

ちなみに、私が十分怒りを表現させてもらってるからか、
娘の怒りも割と肯定的に受け止められる。
彼女のほとんどの怒りは共感できるし、怒りたいだけ怒らせてあげられる。

だから、嫌なことを嫌だと怒るのは良いと思うんだけど、

やっぱりちょっと大人気ないかな…とか、

もっと他にいい言い方があるんじゃないかとか、

娘の手を持って、私の顔にちょんちょんしながら「触るならこれいう風に触って」と言っても、まだわかってもらえなかったしな…とか、

その後の不機嫌タイムはどうにかできないかなぁ…とか、

ちょっとウジウジしてしまう。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集