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1歳4ヶ月の娘とのコミュニケーションは国際恋愛みたい。

1歳4ヶ月の娘の言葉の発達が目覚ましい。
って、別記事にも同じこと書いたけど、本当に目覚ましい!

毎日新しい単語が言えるようになるので、聞いてるこっちも楽しい。
「こういう風に理解してるんだ」という興味深さもある。
例えば娘にとって、「かぎ」は鍵とドア全般のことを指すらしい。
落ち葉も木も山もサラダも「葉っぱ」で、
キャラクター類は全部「アンパンマン」
サンダルや長靴、スリッパを全部「くく(靴)」と言うのはわかるけど、どうやら靴下も「くく(靴)」らしい。
一つの単語の守備範囲が広い。

最近よく部屋で「くく!くく!」と言っていて、娘の伝えたいことがよくわからないことがよくあった。
「くく!」と言いながら玄関に行けば、「靴出して」「外に行きたい」という意味だと理解できるのだけど、隣の部屋を指しながら「くく!」は一体何なのだろうと思ってた。

数日経って、ようやく気がついた。娘は「ここ!」と言いたいのだと。
もっと言えば「こっち来て」だったり、「ここで〜して」という意味だ!
理解するのに数日、いや1週間くらいかかったかもしれない。
こんな感じで娘の言葉がさっぱりわからないことが多々ある。

まだしっかり発音できずに、一緒に生活していないとわからない「娘語」がたくさんある。
「ちぇんちぇん」は風船、
「ぽっぽ」はボール、
「とぅっとぅ」は扇風機だ。
元の単語の原形がほとんどないw
私も外国語を学んでいるような気分になる。
全然わからない言葉を話す国でホームステイしているような、そんな感じ。

全然わからない私に一生懸命話す娘。
めげない。
何度も何度も伝えようとしてくれる。
純粋にすごいなぁと思う。
昔、私がカタコトのスペイン語能力で南米にいた時、こんなに一生懸命伝えられたかな。
伝えられなかったな。黙り気味になってたと思う。

職業柄色々な子どもを見てきたけど、人前でちゃんと失敗できる子は伸びる。
「人前で努力の過程を見せられる子」と言ったほうがいいかな。
娘はまだ言葉が未熟でもそれを恥ずかしがらずに、一生懸命言葉のコミュニケーションを取ろうとしてくれている。
(自分の言葉が未熟であることに気づいてないだけ?)
憧れるし、嬉しい。
こんな察しの悪い私にたくさんコミュニケーションを取ろうとしてくれる、その気持ちが嬉しい。

私も一生懸命娘が何を伝えようとしているか、考える。
「これのこと?」「〜してほしいの?」「あれかな?」
娘に聞いてみると、よく「違う」と絶叫しながら癇癪起こされるけど、そんな娘も可愛い。

娘との言葉/コミュニケーションに関しては、「お互い歩み寄る」、そんなイメージがわく。
娘は日本語を学び、私は娘語を学ぶ。
モチベーションは「あなたを理解したい!!!」

あれか、国際恋愛で言語力が伸びるってこういうことか。
ちなみに私のスペイン語はその後も伸びませんでした。ははは。

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