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1歳1ヶ月児の選択
先日、子育てサークルでファーストアートをやった。
ファーストアートとは、キャンバスに絵の具を乗せてジップロックに入れ、
子どもにぐちゃぐちゃしてもらってアートを完成させるやつ。
娘は既に誕生日にやっているので、
ファーストアートじゃなくて、セカンドアートかな。
絵の具のセットを床に置き、娘に色を選んでもらう。
白、深緑、真緑、銀、赤
キャンバスに出してみると、仕上がりへの不安しかない。
なんて配色だ、綺麗になる気がしない…
でも、まぁ娘の選択だ。
せっかく選んでもらったんだから、やってみよう!
(ついでに他の子もやってきて、一緒に選んでくれたので、その色も追加)
誕生日にやったファーストアートと違い、喜んでキャンバスの入った袋を叩いてくれた。
結果、なかなか良い感じになった。
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森のような緑の中に、赤が良いアクセントになってる。
所々白も混ざってるので、まろやかさもある。
にしても、
自分じゃ絶対選ばない色だな。
なんだか不思議な感じ。
普段、娘の持ち物は大体私が選んで購入することが多い。
私はピンクが好きなので、娘の物もピンクばっかりだ。
(ついでに私の物もピンクだらけ。ピンク親子です)
でも、当たり前だけど、1歳1ヶ月の娘にも好みがあるはず。
今回のこのアートを見るたびに、
「これが娘の作品なんだな」と思う。
寂しいような、頼もしいような、不思議な感じ。
娘の物を購入するのは私でも、
使う時は娘自身に選んでもらったりもする。
例えばおやつ。
いちごとバナナを出して
「どっちがいい?」
なんて聞くと欲しい方に手を伸ばす。
意外な方を選んだりする。
寝る前の絵本も選んでもらう。
「今日は絵本どれにするの?」と娘に聞くと、
自分で本棚まで行って1冊選んで持ってくる。
靴下を選んでもらうこともあるけど、服を選んでもらってもいいな。
まずは2択から。
何か購入する時も、極力本人の反応を見て購入しよう。
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持って生まれた遺伝(個性)の影響は、年齢を重ねるほどに強く表れるという。
その理由は、
年齢を重ねるほどに親の影響下から離れることと、
遺伝的素質に合った環境を自ら選んでいくことらしい。
娘が私と夫から、一体どんな遺伝を受け継いだかはわからない。
けど、
娘にはこれからの人生で、
たくさん選んで、
たくさん自分の個性に出会って、
たくさん自分に合った環境を作りあげていってほしいな。
是非とも選択の力で、人生をエンジョイしてもらいたいものだ。
あ、でもしばらくは、私好みのピンクのフリフリした服も着てて欲しいなぁ…