うつ病だけど海外暮らしに挑戦した私の話

こんにちは。カナダに来て７週間が経ちました！
私の住んでいるエリアは治安が比較的良くて、本当に来てよかった！
そして帰国を決めた今、なんとなく自分のここまでの気持ちをまとめてみようかと思う〜〜〜。
⚠️説明だいぶ端折ってます。

海外暮らし、国際結婚に憧れてた10代

中３の修学旅行がオーストラリアで、元々カラフルなアメリカン系おもちゃと雑貨のコレクションが趣味だった私はコアラさんの国のおもちゃ屋で大興奮したのを覚えてる。ちょうど10年前のことだけど、何を食べたか何を話したかどこに行ったか全然覚えてないけど、おもちゃ屋でカラフルなおもちゃに囲まれて大興奮したこととカラフルなお菓子売り場に感動したことは今でも覚えてる。
ハゲてる警官の白人のおじさんですらあの頃はカッコよく見えた。今は外国人というだけでは別にときめきもしないし、自分も彼らからしたら外国人だという認識があるので昔ほど人を表面的な情報だけで判断することは無くなったなあ。

日本人妻っていう爆笑問題が司会の国際結婚をテーマにした番組が好きだったなあ。何気なく外国人と結婚して相手の国に住むことに憧れてた。

いろいろ端折るけど、16〜17歳の時にストイックすぎたあまりにうつ病になった。

台湾ワーホリ行く行く詐欺を6年間やったった

・ワーホリに行くことになったきっかけ

そんな私が台湾に出会ったのは19歳の時。マッチングアプリで知り合った4個上の台湾人の大学生と意気投合して初めて会った日に付き合った。(今思い返すと若さってすげー笑)
そこで彼の帰省の時に一緒に台湾旅行に行ったらめちゃくちゃハマった。南国の国ならではなのんびり感と、人の温かさがすごく心地よかった。
後に彼とは半年間の交際で解散したけど、まだ台湾は好きだった。

そして母親が癌になった。「私は正直死んでも悔いはないと思ったけど、あなたのことだけが気がかりでまだ死ねないと思った。自立してほしい。海外に行ってみない？」と弱った母に頼まれた。
自分の中で、癌の母に自立するために海外行って欲しいと頼まれたから行くしかなくなった。それがワーホリへ行くきっかけになった。

・行く行く詐欺１〜２年目

そこで心配性だった私は事前調査をがっつりしまくり、事前に予算を多めに用意すべくコストコでバイトを始めた。楽しすぎて気がついたら2年いた。(おい)
やっべー。台湾行く行く詐欺しちゃてるぅ、って思いつつも楽しいんだから仕方ないでしょ、ってノリで生きてた。笑

・行く行く詐欺３〜４年目

うつ病がめちゃくちゃ悪化したんだよね、もう理由がなんでだったのか忘れたけども。
それで今行ったら台湾で死にかねないと思って、他にやりたいことはなんだろうと考えた時に大学に行きたい！って思って、コストコ退職して働いて貯めたお金で1年間、美術予備校に通ってみた。

ここで問題発生。
コロナ前に２度1人で台湾旅行してたこともあってある程度、台湾については知ってるつもりで、ここで我に帰る。
「あ、正直台湾行きたくないかも＾＾」
ちなみにこの時点で台湾の美術大学に行こうとしていたので、留学手続き代行会社に25万ほど支払い済み。
うつ治療のカウンセリングにも通ってた。切腹するかの覚悟で行かない！！！！！！と決めた。この時の開放感と言ったらそれはそれはもうすごく気持ちよかった。母からの呪縛が解けたような気持ちだった。

結局うつの波があったから通学に不安があって、通信の美大に入学しました。結果、通信はおもしろくねえ！(⚠️個人の意見です、参考にはしないでください)

・行く行く詐欺５年目

そして通信で授業を受けながら派遣で初めての事務職にチャレンジしてみたり、いろいろしてた頃にアメリカ人の元彼にフラれたんですね。
そんな時にカナダワーホリを突然思いついちゃって、ビザ申請したら通っちゃったんですね。
まじYOLOなんですよね私の生き方。笑

・行く行く詐欺６年目

やっべー、ビザの有効期限切れちゃうよーって焦って有効期限超ギリギリでカナダに渡航、そして今！笑

ワーホリだからって１年住むなんて言ってねー

そんなこんなで、まあ来てみましたカナダ。
何も目的も無く、海外住んでみたいという夢だけ持ってきてみた。やりたいこと、知りたいこと、目的、現在も全く見つかっていない。
Tim Horton'sに出会えたことが何よりも出会いに感謝。まじ大好きだぞ。

そんなこんなで帰国決めた〜！って友達に話したところ、「早くない！？まだいなさいよ」と1人に言われた。はい、ここでこのタイトルを大きな声で言わせてくれよな。
「ワーホリだからって１年住むなんて言ってねー！！！！！！」
こういうやつに限って、私に連絡してくると思いきやしばらく話してから「ねね、(海外セレブ)のコスメってカナダに売ってる！？」とか言ってくる。買い物代行で来たわけではないので潔く既読無視させてもらった(この友人についてはその他にもいろいろあった…)

米軍基地の時の先輩が、「海外でいい経験をしたと思えればいいのよ、辛くなる前にいつでも帰ってきなさいね。」って言ってくれたことが本当に支えになってた。
両親と彼氏以外にこんな言葉をかけてくれる人がいなかったから、すごく嬉しかった。退職してもこの女には一生ついていこうと思った。笑
実際に本当にたくさんいい経験だけをしたなあと思ってる。どの瞬間も自分のカナダにいる瞬間を噛み締めようと思えた。
明日帰国でも悔いがないとはっきり言える。私は満喫しました！！！！！またかえって来たい。嫌いになる前に帰れるぞ、本当にカルガリーが大好き。

私は本当に運がよかった。ただ運だけがよくて今こうして楽しめてる。
シェアハウスのオーナー家族も本当に親切にしてくれて、彼らがいなかったら私カナダ好きになれなかったかもなあとまで思う。
さああと２週間なにしよっかなー！

帰国してもこの自由気まま、おもいついたら即行動しちゃうんだから★

全員に言いたいこと

うつだろうが、そうじゃなかろうが、無理してもいい。ただ無理しすぎないで。無理しすぎた先には本当にろくなことないから。
誰になんて言われても自分の幸せがなによりも大事ですよ。
私は何度でも消えてしまいたかった人間だし今だに治ったのかもよくわからないまま投薬生活続いてるけど、今は胸を張って私は幸せ！って言えるようにやっとなったよ。

わからない人ってたくさんいるんです。私の父親は早7年間私がうつになってからずっと同居して私のいろんな姿を見てるけど、それでもやっぱりうつ病がどんな病気なのか理解できないみたい。仕方ないことなのかもしれない。
なんならうつ抜けしたひとですら、当時のすごく苦しかった感覚を忘れて経験者とは思えないような無責任な発言されたこともあったし。

とにかく、いつも自分自身の幸せ(どうしたら気がすこしでも楽になれるか)に私は基準を置くようにしてる。自分勝手だとしても私の人生だから。生き残ってやらないと仕方がねえんだな。

ちなみに母は癌完治して元気です、釈尊ありがとう。中高仏教校だと知らずに入学して毎日念仏唱えてたけど、ここで助けてくれてまじサンキューね！
やかましいけど、天上天下唯我独尊（宇宙の中で己より尊い者はいないという意味）ですわ！なんだかんだとても仏教教育受けたので、いつかインド行ってみたいかも。♡

てことで人生は一度きりYOLOなので、カナダで鼻ピアスあけたったわ。イエーーーーーーイ☆☆！(オチが雑すぎる)