先に前提を作ってしまう
こんにちは、えるあです。
さてあなたはなにも買い物をする気がなかったのに、つい何かを買ってしまった事ってありませんか?
ビジネスで相手の判断をコントロールする心理学のテクニックを
誤前提暗示
といいます。
例えば服屋さんで何気なくウィンドウショッピングをしていたとき、なんとなくちょっと欲しいななんて思ったものがあって足を止めてしまった時
店員さんが一言
『黒色と白色のシャツがお似合いですよ』
と声をかけてきたとします。
これが
誤前提暗示
です。
結構、やりての店員さん・・・。
本来なら買わないという選択肢もあったはずなのに、何色もあるシャツの中から、二色の選択肢を提示することで、買わない選択しを消してしまったのですね。
このテクニックはアパレルの店員さんなら使い勝手のよいテクニックですのでよかったら使ってみて下さいね。
さてこのように人は与えられた選択肢の中で物事を選択しがちです。
それを利用して
誤った前提を与えて相手を誘導する
これが誤前提条件なのですね。
ビジネスで5つくらい選択肢があるのならば、A,B,Cこの3つを選択してほしくない場合
『DもしくはEはどうでしょうか?』
と選択肢を先に提示すると、自然とこのどちらかに決まります。
プライベートで
『デートにいかない?』
と誘うよりも
『買い物にいく?映画にでもいかない?』
といったのも誤前提条件としてつかえますよ。
交渉は先に『前提』を作ってしまうのがポイントです。
よかったら何かの参考にしてみてくださいね。
さて今回はここまでです。また次回、お話しましょう・・・。