ひとしおのマジック、梅ジュースで検証してみた|梅ジュース完結編2024
今年も梅シロップづくりに取り組みました!
南高梅の砂糖づけ(シロップ)を作っておくと、手頃に梅ジュースを味わうことができます。梅シロップをカルピスの要領で割る感じですね。おすすめは炭酸割り!
梅にはクエン酸が含まれており、回復・解毒・排泄の効用があります。夏の疲労回復にうってつけの食材ですね。甘さが疲れを紛らしてくれる気がします。
今年はうっかり梅を熟させてしまい、そのまま完熟梅でシロップを作りました。凍らしてから漬けると失敗しないと言われていますが、冷凍させる機会すら逸しました。今年は、うっかりばかりの梅仕事。それでも無事に梅シロップが完成しました。
夏といえば手作りの梅ジュース!夏のお仕事のおともに、さっそく試飲しました。発汗対策で塩をひとつまみ入れます。甘味が引き立つと思いきや、かえって甘すぎてびっくり。少しえぐみが残るのは、完熟梅だった影響か?そんなに泡立っていなかったけど、発酵が少し行き過ぎたのかもと一人反省。
ですので、残りの梅シロップはすべて煮沸しました。と言っても、沸騰させてしまうと風味が飛んでしまうので、すこし泡立つ程度。アクがどんどん出てくるので、すべてお玉で取り除きます。
ちなみに梅は酸性の食品なので、金属鍋は禁忌。ホーロー鍋で加熱し、木のお玉を使って焦げ付かないように混ぜつづけます。つききりですね。梅の風味がただよう台所で、梅作業の仕上げ!
煮沸済みの梅シロップで仕上げた梅ジュースは、ほどよい甘さ!後味が良く、雑味が抜けていました。塩をひとつまみ入れると、甘さに深みが出て更に美味しくなりました。こんなにも風味が変わるのかと、驚くばかりでした。美味しかったです!
7月中に飲み切る勢いも、お約束ですね。
日本でとれた梅を、旬のうちにいただく至福。夏バテ予防に、美味しくいただきたいと思います。地産地消の梅仕事でした!
タイトル画像は「choro_pa」さんにお借りしました。ありがとうございました!
※ 過去記事を書く時期も、ほぼ一緒ですね。果てしなくゆるい梅仕事の詳細はこちら↓
「梅ジュース完結編2023」
「梅ジュース完結編2022」