deep emotion
” 今までみたことない
泣き顔をみて
僕は君の手を握ってた
この手を離せば
もう逢えないよ
君と
笑顔で別れたいから言う
また逢いましょう
また逢いましょう
あなたと過ごした大切な日々
この僕を優しく包んでくれた
でも明日からは
もう逢えないよ
君と
生まれ変わっても
必ず
また逢いましょう
また逢いましょう
悲しい別れがあるから
楽しいとき笑えるよな
逃げ出さず現実を受け止めた
もちろん君に出逢えてよかった ”
もう何十年前になるのかな?
懐かしかった。
けど
変わらずのエネルギーで
安定感抜群で
すごいなーって
思った。
だから
この曲を聴いていた頃のことを
思い出した。
ランクルに乗って、
地元よりも積雪量が多い雪道を走って、
親戚の叔母さん達を乗せて、
みんなで曾おばあちゃんの元へ行った。
その時、最高の音が鳴るオーディオから
” SEAMO の マタアイマショウ ”
が流れて、おばさんや従兄妹が、
外の雪道や山を見ながら
歌詞を口ずさんでいたこと
そのときの、
車内のあったかい空間を思い出した。
そして、
まだ子供だった頃に、
曾お祖母ちゃんに逢いにいったことも思い出した。
昔、曾おばあちゃん達が経営していた宿にみんなで集まって、泊って
なかなか親戚で集まれることが少ないから
従兄妹達にも逢えて
幸せだったな、って。
曾おばあちゃんの目の色は、
日本人の色ではなくて、
綺麗なグレーブルーのような色をしていた。
一瞬、吸い込まれそうな目の色に、
ドキッとしてしまったことを覚えている。
曾おばあちゃんに逢ったのが、
その時の子供の頃の1回と、
大人になってからの1回、
計2回。
最初で最後だった。
この曲を聴くと
神聖で
シーンとして
きらきらした
寒いけど
あたたかくて美しい
あの光景
あの空間
を
思い出す。
私は、
生まれた時から、
髪の毛が茶色くて、細いから、
余計、茶色く見えて、
子供の頃、外人外人って、下品な男の子に言われて
いじめられてた。
この時は、お母さんが先生に言ってくれて助けてくれたから、
まだ、よかった。
そして、高校の時の先生には、
「黒く染めてこい」
と何度も言われ、
「地毛なのになんで染めてこなきゃならないんですか?」
と普通に言ったら、
「茶色は校則違反だから当たり前だろ!」
と、差別されたから
余計明るく染めて学校に行った。
まわりの仲が良かった先輩達には、
「えーあやちんどうしちゃったのー」と言われ、
「なんか髪染めてこいって言われたから染めてきた」
って、
ちゃんとわかってもらわないといけないから
そうした、って言って、、
(別に茶色が絶対いいと思ってないし、黒くしたいときは真っ黒にしたりしてたけど、差別にはちゃんと対応しないといけないから。ビジネスでいうところの、参謀的に敢然に諫言したってこと。)
未だに、傷んだり、日焼けすると、すぐ茶色くなっちゃう。
日本人だから、髪や目の色が黒いとは限らないんだよ。
それなのに、視野や経験の少ない無知で下品な勘違いな人に限って、
偏見と差別を平気でしてくるんだよね。
そんな人に誠意もっていちいち、クウォーターだ、とか、ハーフだからだ、
と言っても話し通じないんだよね。
どのみち、生きてる次元も、意識してるところも、見ている世界も違うから、
話のネタにされるだけだからね、、
だから、そうゆう人達には、まともに相手しないで、
笑って、バカになって、適当にあしらってればいいんだよ。
こっちがキレて無駄なエネルギー消耗する必要ないし、
笑って応えてることが、どれだけその無知な人を受け止め、
与えていることになるか、
きっと、本当に傷ついたことがある人ならわかるはずだから。
あ、この人は、本当に、強くて優しいんだな、って
ちゃんとわかるから。
私も、今まで、数人、そんな器の大きい人に出逢ったことがあるから。
やっぱり、そうゆう人は、本当の本物の人達だった。
” 実るほど、頭を垂れる稲穂かな ”
って言葉が思い浮かぶ人。
そんなことがある度に、
きっと、
曾おばあちゃんも、
そんな思いをたくさんしてきたんだろうな、、
って思ってた。
だから、私は、そんな無知で下品な人達のことも
可愛そうな人達なんだ、って
哀れに思って、
笑ってバカになってしまうスキルが身についたんだ。
そうならない人もいるし、
そうなっても、なぜそうしているのか、
ちゃんと気づける人もいるし。
曾おばあちゃん、、
2回しか逢ったことなかったけど、、
ここ数年間、色々聞きたいことや、話したいことがあったよ、、
私は、たくさんのことを、今も、与えてもらっています。
ありがとう。
私に、たくさんのギフトを残してくれて。
私は、自分のすべてを宝物にしてゆきます。
あの時握った、しわしわでふわふわっとした真っ白な手。
あの手と、あの目が、今でも、時々思い出されます。
だから、また、大切なものに気づかされます。
ありがとう。
また、いつか、逢いたいです。
” 今まで見たことない
泣き顔をみて
僕は君の手を握ってた
この手を離せば
もう逢えないよ
君と
笑顔で別れたいから言う
また逢いましょう
また逢いましょう ”
deep emotion...