プレバイオティクス、何をどれだけ食べればいいの? ①オリゴ糖編
管理栄養士★ゆりりんです。
今日は
プレバイオティクス、何をどれだけ食べればいいの?
というテーマで
お話します。
プレバイオティクスとは、
腸内細菌(主に善玉菌)の栄養源になる
食品成分のことです。
主なプレバイオティクスはこの2つ。
1.オリゴ糖
2.食物繊維
今日は
「オリゴ糖」についてお話しします。
オリゴ糖は、低エネルギーで、
消化管でほとんど消化されずに
大腸に到達し、
腸内細菌が分解、
栄養源になります。
腸活に必要な量は、
1日あたり1~3g
食品では、
大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎ・
にんにく・アスパラガス・バナナ
などに多く含まれています。
できれば、
普段の食事で全部食べたい!
と思いますよね。
普通の食品だけで食べた場合、
ゆで大豆・・・・・・約75~230g
たまねぎ・・・・・・約6.5個
ごぼう・・・・・・約5.5本
バナナ・・・・・・約3~10本分
などなど・・・・・・
と、かなりの量が必要になります。
そんなときは
特定保健用食品(トクホ)などを
活用するのもよい方法です。
ただ、使う際の注意点があるので、
要チェックです。
市販のオリゴ糖製品使用時の
注意点
1.難消化性オリゴ糖を選ぶ
市販の「オリゴ糖」として
売られている製品は
だいたい「難消化性オリゴ糖」
だと思います。
分類上は
「消化性オリゴ糖
(ショ糖や乳糖など)」も
あります。
2.製品によってオリゴ糖の含有量が違う。
なので、1日当たりに必要な量も
製品によって約2~10gと幅があります。
使う際は、商品の裏側の
成分をよく確認しましょう!
たとえば、「オリゴのおかげ」は
含有率が約30%なので、
必要な量が8~20gと表示されています。
3.一度に大量にとりすぎない。
体質や慣れにもよりますが、
オリゴ糖を一度に大量に食べると、
下痢をしたり
お腹が張ったりすることがあります。
その場合は、
数日かけて量を増やすか、
1日の中で数回に分けて
食べるようにしましょう。
ここまでお読みくださり
ありがとうございます♪
次回は食物繊維についてです!
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