散歩中に「ん!なんかこれいい」と感じたままを
お気に入りのカメラに収めた僕の記憶。
あのとき、あの場所で見ていた景色。
こうしてふりかえると、
ちょっとだけなつかしかったり、新鮮だったり。
僕の心が動いた景色。
今回は2023年11月に収めたものから集めてみた。
よろしければ最後までご覧あれ。
クロスプロセスで撮る
ちょっと前まで、Petaxカスタムイメージ「銀残し」にはまっていたが、ここのところはそれに代わって「クロスプロセス」を多用している。
Pentaxカスタムイメージ「クロスプロセス」のデフォルトはランダム設定。だからシャッターを切るたび、いろんな色と出会える。
どんな写りになるかはシャッターを切ってからのお楽しみ!
気に入った色と出会えたら、それを登録しておくこともできる。
道ばたでさみしく咲く花、
軒先に並ぶ役目を終えた瓶、
黄昏られつつある葉っぱ、
いずれも僕のK30に登録してあるお気に入りの色で表現してみた。
タムキューで撮る
僕のお気に入りの一本、SP 90mm F/2.5 (Model 52BB)、通称「タムキュー」。
このレンズとは、もう30年以上のつきあい。
葉っぱを撮っているとき、声をかけられることがある。
「何を撮っているんですか?」
「あっ、ええと、葉っぱです」
「…あぁぁ、葉っぱねぇ…」
「何かありましたか?」
「ええと、陽があたった葉っぱが綺麗なんで」
「ん?…あぁ、そうねぇ…」
タクマーで撮る
僕が所有するのはSuper-Takumar 28mm F3.5とSuper-Takumar 55mm F1.8の二本。K30に装着すると、それぞれ約42mm、約82mmとなるので、標準と中望遠という感覚で使用している。
オールドレンズだけに、それまで過ごしてきた環境などによる個体特性があるかもしれない。
特にSuper-Takumar 55mm F1.8は通称アトムレンズ。
経年劣化によって黄色く変色している。
これこそ個体差であり、僕の55mmだけしかつくれない絵をカメラに収めてくれている。
個性をいかしてあげること、
個性を愛してあげることが大事だと思う。
人と同じだよね。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。