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映画「ゆきゆきて、神軍」受け入れられない生き方を知る
こんばんは!
えだちゃんです。
朝おきたら4万円かけたメガネのフレームが折れてました。寝落ちしてそのままつぶしたっぽいです。完全にやらかしました。
さて、、、
いきなり変な質問で恐縮です。左翼ってどうおもいますか?日常的に話題にされることすらないテーマですよね。。というのも、じつは昨日、「ゆきゆきて、神軍」っていう映画をみました。
パッケージだけでおどろおどろしいです。
この映画は、第二次世界大戦から帰還した元兵隊の奥崎謙三が、終戦直後に起きた日本兵の射殺事件を解明すべく、当時現地にいた元兵隊たちを詰問していくというドキュメンタリーです。1981〜1983年くらいに取材していたようです。いわゆる左翼ですね。
車とか家とか、こんな感じだったようです。もちろん取材用なんかじゃありません。
まぁ、やり方も話し方も論理も過激だし。正直、100人いたら99人は受け入れられないとおもいます。ぼくも、その99人のうちの1人です。
レビューを見てみると、奥崎謙三さんを精神病患者、キチガイ、頭がおかしいっていっぱい書いてありました。気持ちはすごくわかります。理解できないからです。ただ、ラベリングして理解できない人だからと早々に結論づけて自分には関係ないことにするのは簡単だけど、それじゃあ誰も救われないなぁとおもうんです。
たとえば、専門の精神科医も精神病患者っていうラベリングをしたらそうとしか見ない人もいます。障がい者=かわいそうな人って無条件におもう人もいます。はずかしながら、ぼくもそうだと自覚してます。
そうじゃなくて、人を肩書きや病や数字でみるんじゃなくて、その人個人としてみる自分でいたいし、世の中でいたいです。
だから、「左翼ってどう思いますか?」っていう質問を投げかけさせていただきました。突然、すみませんでした。
ぼくは簡単にいうと、こんなイメージでした。
・街宣車がさわがしい
・なにいってるかよく分からない
・よくわかんないけど、過激で危なそう
・近寄らないほうがいい人間たち
左翼のこともその人個人のこともよく分からないのに、わるいイメージしかなかったんです。
この映画はドキュメンタリーであるが故の生々しさが強く表現されています。ぼくの映画の感想を書きましたので、よろしければご覧ください。
◇戦争にはいくつもの苦がある。描かれることが多いのは戦闘中、それから日本国内の「欲しがりません、勝つまでは」の内容が多い。
そのなかでこの作品は、前線の兵士たちの戦闘以外でのリアルが垣間見える。軍律であったり、軍隊の縦組織であったり、倫理観であったり、食糧状況であったり。ドキュメンタリーであるが故の生々しいリアルが、視聴者に「正義」を問題提起する。
◇左翼という社会的弱者からの立場で戦中、戦後が描かれている貴重な作品。
◇自分のなかには、左翼=辟易する者、として生きてきた。だから、初めてその立場や活動を垣間見た。
◇奥崎謙三はという男は2つの解釈ができる。1つは生きてる者、残された者の恨み辛みの代弁者。死んだ者の真意はわからない。
もう1つは、奥崎謙三が生きてる者、残された者、死んだものを利用して自己表現に利用した者ということ。
◇映画のなかの真実は3つ。奥崎謙三は戦後の憲法下で罪を犯したこと。2つ目は、奥崎謙三は真実を明かそうとしたわけではなく、拳を振り下ろす先を探してたこと。3つ目は、奥崎謙三によって救われた人がいること。
◇戦時中と戦後は全く違う。戦時中が異常である。だから、戦時中のロジックを戦後に持ち出すのは、賛成できない
◇ただ、たとえばシェルショックを他人事にしていいのか。戦争を過去のものとしていいのか。今でも一部地域で起きている戦争・紛争に目を瞑っていいのか。それこそコロナは第3時世界大戦だという話もある。戦争は対岸の火事なのか?
これらの疑問は頭から離れない。
◇戦争がもたらすのは人的被害だろうか。であれば、無人ロボットvs無人ロボットであれば良いのか?おそらく違う。おそらく、戦争の辛さは虚無感だろう。
◇感じたことを教訓にするのであれば、過去に囚われずに生きようということ。そして、過去に囚われてる人からは離れようということ。
過去に囚われる生き方をしてる人は現代でも多い。それは家族や元上司や元の学校などへの恨み辛みかも知れない。そこを軸に生きている人からは距離を取り、自分の人生を歩む。
◇もうひとつは、自分のフィルターに気づこうということ。左翼=辟易する者というのは、自分のフィルターである。フィルターは人を不幸にし、とくに社会的弱者には毒である。しかも、フィルターは自分に自覚がない。個人として、人を見よう。
◇圧倒的な熱量で人と接しようということ。奥崎謙三の熱量は圧倒的に高かった。それが周囲を変えた。熱量という点では、すべての人が見習うべきであろう。
監督、原一男さんのコメントです。(2018年取材)
https://book.asahi.com/article/11578305
2020年4月22日
しっぱいノート115日目
えだちゃん。
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