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フランスのホームスクーリングシステム&国立通信教育センター(CNED)
フランスがコロナ禍で全国の高校・中学・小学校を閉校せざるを得なかった2020年の第一回の外出禁止令の時、さくっと、すでに存在していた「国立通信教育センター」(CNED)を利用することが決まりました。
まだ日本がテクノロジー先進国だった頃にフランスに来てテクノロジー音痴・テクノロジー嫌いのフランス人像が頭にしみついている(*)私としては、「おお!フランスやるじゃん!」と感動したものです。
*現在
イスラム過激派に走ってないかどうかのチェックポイント9つbyフランス政府
http://www.stop-djihadisme.gouv.fr/
フランス政府が、「STOP ジハーディスト」というサイトを作りました。
そこに、アイコンで9つの過激化見分けポイントを表したポスターが掲載されています。
以下が内容です:
・「昔のともだちを「不純」と考えて、警戒する」
・「家族を拒絶」
フランスでジハーディストになった人は家族と縁切ったり、もしくは切れ
シャルリー・エブド テロ後に初めて出た2015年1月14日号の一面
キャプション「Journal irresponsable(無責任新聞)」
この「無責任な新聞」というキャプションは今号で初めて使われたわけではなくテロ前の号にもしばらく前からタイトル下方にかさなるようにもっと小さく出ていましたが、今回は大きく掲載され、全体のデザインがシンプルなだけあって余計目立っています。
ちなみにシャルリー・エブド紙の「責任」を負わされることに反発し、一度 、なにも掲載され
シャルリー・エブド2012年9月19日号、中味の絵いくつか(子供と一緒にスクリーン見ている方やイスラム教徒の方は以下閲覧注意)
嫌イスラム映画とされる『イスラムの純潔(L'Innocence des musulmans)』という映画に言及した号。
預言者マホメットが腹這いになって言っているせりふ。
"Et mes fesses ? Tu les aimes, mes fesses ?"
「僕の尻はどう? 僕の尻、好きかい?」
(ちなみにこれはゴダールがモラヴィアの小説を映画化した『軽蔑』のワンシーンでブリジットバルド
フランスにおけるライシテとは何か?学校におけるライシテ(laïcité)憲章
シャルリー・エブド襲撃テロ事件の犯人の兄弟の一人は、市役所に「ゴミ分別大使」として雇用されていたことがあります。各戸をまわって、ゴミの分別について説明してまわる仕事です。しかし彼は職場に祈祷用絨毯を持ち込み、お祈りの時間には仕事を放ってお祈りに入ってしまうし、女性とは握手したがらないなど、問題行動とみなされることを繰り返し、職場の上司も職場に「ライシテ憲章」(後述)などを貼ってみたりして感化に勤め
もっとみるフランス「テロ擁護罪」とは
テロ擁護罪(apologie du terrorisme)は2014年11月に新しくつくられた法律です。ジハーディスト志望の若者たちが、過激派の弁に感化されないようにというのがもともとの目的です。
内容ですが、「すでに行われたテロ行為について、好意的に(favorablement)紹介したり、コメントすること」がテロ擁護とみなされ刑法で罰せられます。
懲役5年プラス75000ユーロの罰金、
ネッ
シャルリーエブド2013年7月10日号表紙
"Tuerie en Egypte"
「エジプトでの虐殺」
(訳注:これは2013年エジプトで1150人以上が悲惨な状態で亡くなって発見された無差別大量虐殺事件のことです)
"Le Coran c'est de la merde"
「コーランなんて役に立たんよ」
訳注:"C'est de la merde"(そんなもんウンコー!)は「そんなものくだらない/役に立たない/犬も喰わない」という
シャルリー・エブド2014年10月22日号一面表紙
ヴェールをかぶった四人の妊娠した女性
« TOUCHEZ PAS A NOS ALLOCS »
「私たちの受け取る手当に指一本も差させないわよ!」
1985年にSOS Racismeという反差別団体がつくった「Touche pas à mon pote(俺の友達には指一本も差させないぞ)」というスローガンをもじったもの。
« Les esclaves sexuelles de B