EBUNE

船に暮らし、移動生活していた海の民「家船」をモチーフに各地を漂流・漂着するアートプロジ…

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船に暮らし、移動生活していた海の民「家船」をモチーフに各地を漂流・漂着するアートプロジェクト「EBUNE」 瀬戸内海の島・女木島での長い眠りから目覚め、東へと航海を開始。 航海の物語をウェブサイトで連載中!https://ebune.net/

マガジン

  • 大阪・西成漂着

    EBUNE大阪・西成漂着に関連した記事をまとめています。(EBUNEアカウント記事内で出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

  • EBUNE-参加作家インタビュー

    作品「EBUNE」は多数の作家と地元住民、様々な協力者によって共同制作されています。この作品への参加作家が個人では普段どのような活動や制作をしているのか、各人へのインタビュー記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

  • 淡路島漂着

    EBUNE淡路島漂着に関連した記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

  • 瀬戸内国際芸術祭2019 女木島「家船」

    家船・女木島漂着に関連した記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

  • 佐賀・有田漂着

    EBUNE佐賀・有田漂着に関連した記事をまとめています。(出典が記載されている記事は、月刊美術批評WEBマガジン「レビューとレポート」掲載記事)

最近の記事

続・EBUNE年表/漂流・漂着プロセスログ③【2022年7月~12月】

編集=平間貴大、KOURYOU 漂流・漂着プロセスログ①【2021年2月~12月】はこちら 漂流・漂着プロセスログ②【2022年1月~6月】はこちら これまでのEBUNE年表はこちら 2022年7月~12月7月1日 EBUNEの連載、第31話「OSHIKOMEゾンビー前編」を公開。漫画制作は弓塲勇作。EBUNEの航海物語と並行して進む「車山(やま)」物語の続編である。また同時にシゲル・マツモトの作品画像をKOURYOUがコラージュした「これまでのあらすじ4」も公開。「

    • 続・EBUNE年表/漂流・漂着プロセスログ②【2022年1月~6月】

      編集=平間貴大、KOURYOU 漂流・漂着プロセスログ①【2021年2月~12月】はこちら これまでのEBUNE年表はこちら 2022年1月~6月1月6日 サイトの作家ページにこれまでの作品写真をまとめたとKOURYOUから連絡。 15日 1月15日20時半から全体ミーティング。年末ミーティングに来れなかった方を中心に、再度収益の話と、別府リサーチの結果を共有する。 また、長くなるミーティングを改善するため無料ルームで開始。湯浅が体調不良、後日動画をGoogleドライ

      • 続・EBUNE年表/漂流・漂着プロセスログ①【2021年2月~12月】

        編集=平間貴大、KOURYOU これまでのEBUNE年表はこちら 2021年2月~12月2月25日 これまでライングループで情報共有していたが、通知が煩わしい人もいるだろうということでスラックに移行した。シゲル・マツモトが、各自で調整できるスラックの通知設定のやり方を共有。EBUNE(家船)で今までやってきた事のまとめをKOURYOUが共有。 ●家船の基本 ●ゲームについて ●今後の家船の航海予想地図、ストーリー予想図まとめ ●スケジュール概要 ●移動、漂着ストーリー(

        • EBUNE大阪・西成漂着アーカイブ【船着場のお土産作品紹介】

          船に住まい、生命の方角「東」へと漂流・漂着を繰り返しているEBUNEは、女木島を出港後、回想録として2020年8月に福岡県箱崎、2021年5月に佐賀県有田、2021年7月に香川県小豆島、2021年10月に兵庫県淡路島に漂着を果たし、ウェブサイト上で一つの物語を紡いでいる。https://ebune.net/ そして2022年8月、大阪西成の「EARTH」に漂着! 流れ流れて西成にたどり着いた不完全な生命体EBUNEは、ここEARTHにて、変なヤツへと進化を果たそうとしていま

        続・EBUNE年表/漂流・漂着プロセスログ③【2022年7月~12月】

        • 続・EBUNE年表/漂流・漂着プロセスログ②【2022年1月~6月】

        • 続・EBUNE年表/漂流・漂着プロセスログ①【2021年2月~12月】

        • EBUNE大阪・西成漂着アーカイブ【船着場のお土産作品紹介】

        マガジン

        • 大阪・西成漂着
          6本
        • EBUNE-参加作家インタビュー
          15本
        • 淡路島漂着
          5本
        • 瀬戸内国際芸術祭2019 女木島「家船」
          8本
        • 佐賀・有田漂着
          2本
        • 福岡・箱崎漂着
          1本

        記事

          【特典映像】EBUNE淡路島漂着・公開!

          EBUNE淡路島漂着の録画映像を公開します! 淡路島に漂着するまでの物語はこちらで連載中です! https://ebune.net/ 30話・淡路島漂着 https://ebune.net/replayawaji3/ 作品解説記事はコチラです↓ そして、この記事を購入して下さった皆様、また、共に儀式を成功させて下さった皆様に、特典映像をプレゼントいたします。 EBUNEは淡路島を出航し、次の漂着地へ航海を進めております。 さらに興味深く変容したEBUNEの姿をお見せで

          ¥300

          【特典映像】EBUNE淡路島漂着・公開!

          ¥300

          EBUNE淡路島漂着-「ナゾのパラダイス」作品紹介

          執筆=KOURYOU 2021年10月、漂流船「EBUNE」は淡路島に漂着しました。 「マレビト」として各地に漂着を続けているEBUNEの航海は、ウェブサイト上で一つの物語を紡いでいます。 淡路島は異なる世界認識を持つ人々の、複層的な世界の中心として、近年様々な注目を集めている土地です。EBUNEがこの地に、もう一つの物語を漂着させる意味は何なのか、私たちは考えました。 そこはきっと誰かの居場所であり、また同時に他の誰かの居場所でもあるかもしれません。激動の只中にある世

          EBUNE淡路島漂着-「ナゾのパラダイス」作品紹介

          EBUNE淡路島漂着ー資料に見る制作200日の記録

          構成=伊藤允彦、田口薫、KOURYOU 協力=伊藤佑介 船に住まい、東アジア一帯で移動生活をしていた漂海民は、瀬戸内海で「家船」と呼ばれていた。謎に満ちたマレビトである彼らの痕跡を頼りに、女木島に漂着していた漂流船「EBUNE」は、生命の方角「東」へ航海を開始し、ウェブサイト上で一つの物語を紡いでいる。回想録として2020年8月に福岡県箱崎、2021年5月に佐賀県有田に漂着を果たした。 そして2021年10月24日に、兵庫県淡路島への漂着を試みる儀式が行われた。EBUNE

          EBUNE淡路島漂着ー資料に見る制作200日の記録

          EBUNE淡路島漂着ーもう一つの物語の漂着手順書

          皆さんは、かつて日本に「家船」と呼ばれる漂流民がいた事をご存じでしょうか? 家族で船に住み、東アジア一帯で移動生活をしていた彼ら漂流民は、明治以降、義務教育の徹底などにより消滅したと言われています。 瀬戸内海に浮かぶ島、女木島に漂着していた漂流船「EBUNE」は、2020年に長い眠りから目覚め、生命の方角「東」へ出航しました。 謎に満ちたマレビトとしての漂流民の痕跡を頼りに、「EBUNE」は回想録の中で、佐賀県有田町、福岡県の箱崎などに漂着を果たしました。 そして20

          ¥300

          EBUNE淡路島漂着ーもう一つの物語の漂着手順書

          ¥300

          “まれびと”との遭遇 西九州と家船 梅木誠太郎

           ぱんっ!! モルタルの床に叩きつけられた何かの破片が足元に飛んできた。ついさっきまで照明のセッティングをしていた赤いスカートの女性が、こっちを向いたかと思うと、手に持った丸い物体を投げつけてきたのだ。なんなのなんなのなんなの!? ”犯人”がこちらに歩み寄ってくる。えっえっえっ…。勝手に高まる緊張感。”犯人”は横を通り過ぎ、観客の一番奥で見守っていたこの空間のオーナーの前まで行く。「この後の食事についてなんですけど」。重苦しい空気に包まれた会場に、この上なく”日常”なテンショ

          “まれびと”との遭遇 西九州と家船 梅木誠太郎