香港と韓国の若いビジネスマンのこと
以前アジアに事務所があり数年前まではよく海外に出張していました。以前香港でみた光景が忘れられません。20代の金融系ビジネスウーマンは、街中のスクランブル交差点を横切りながら小走りしてカップ麺を食べていました。ランチを摂る時間がもったいないから移動中に食べるそうです。行儀が悪いとは微塵も感じさせません。その顔がキリリとして逞しく眩しく見えたからです。「頑張らなくちゃ」「豊かにならなくちゃ」何より「成功したい」の気概が伝わってきました。
ソウルも同様です。震災の年に鯖缶の本が売れて印税で社員と家族と社員旅行でソウルに行きました。泊まったのはロッテホテル。目の前にサムスンの本社が見えました。出勤は朝6時のビジネスマンが多いそう。世界に取引先があるので時差の関係でそのような出勤をしてかつ夜までいる方が多いそう。サムスンは車も家電も全て世界一を目指しているとホテルの方が言っていました。イキイキと働く姿を窓越しにみながら国を背負っている気迫とホンキが伝わりました。顔つきが精悍で必死なのです。
上海も月に1回くらい訪れていたときのことです。卒業したら日本とビジネスをしたいと考ていた大学生がたくさんいました。一度も東京に来たことがないのに日本語はペラペラ。発音も全てビジネスに使えるレベルで敬語もできました。日本のアニメで勉強したそうです。
しかも中国の方は小学生からかなりの時間、英語を学びます。そこそこの中学の学生は留学しても困らないレベルになれるそう。早くから留学させて国際人にさせたり各国のビジネスネットワークを早くから作るのです。の教育の違い、やる気の違いに困惑しました。
私たちの世代が次の世代のためにやらなかった罪はいろろいなことを先送りなして変わらなかったことや変えなかったことかもしれません。昭和の時代に生まれた企業のカタチ。コロナの3年でさらに停滞してしてしまったことを2023年はそれぞれの立場で変えるときなのかもしれません。いろいろな価値観や働き方があっていいと思います。但し「成功したい」「早く一人前になりたい」「稼ぎたい」という気持ちは負けないで持ち続けてほしいです。
稼げるようになるためには「誰かを稼がせる」ことが大切です。ありがとうの量と質が生涯賃金なので生涯賃金をあげて豊かになってください。20代である程度基礎を身に着けて、30代以降に存分にラクしてください。労働時間は短く休みはきちんと取り、でも生産性が高く、やっていること全てが自分のキヤリアになるような仕事をしてください。座っているだけの嫌々仕事はキャリアになりにくいです。そしてそんな仕事はいつか機械がやるはずです
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