【プロのトレーナーが教える】トレーニングをする時に考えた方が良い運動の本質
今回はトレーニングをする時に考えた方が良い運動の本質について書いていきたいと思います。
効果的なトレーニングか?
どこに効くトレーニングか?
筋肉は増えるのか?
脂肪は減るのか?
モテるようになるのか?
色々なことを考えてトレーニングに励んでいる方がいらっしゃるかと思います。
色々考えて、色々調べて、自分の目的に合い、自分の体に合うトレーニングを見つけるのはとても良いことだと思います。
その方がトレーニングの結果も出やすく、トレーニングも楽しんで行えるのではないでしょうか?
ズバリ物理学
運動を考える上で外せないのは物理学だと考えています。
一見複雑に見える運動でも物理学を基に考えてみると分かりやすくなることもあります。
ベクトル
力が加わっている方向と強さです。
トレーニングの際に考えなくてはいけないのは、負荷のベクトルです。
ダンベルやバーベルなどの負荷は基本的には重力方向になります。
つまり、フリーウエイトは垂直方向への負荷ということになります。
なので、基本的にはフリーウエイトを行う場合は上下運動になるわけです。
逆に野球のスイング動作を強化するためにダンベルやバーベルなどの重りを持ってスイング動作の練習をするといったトレーニングは必ずしも効果的とは言えないということです。
負荷の方向やトレーニング実践者が出力する方向をベクトルを用いて考えるとその運動の本質が分かりやすいかと思います。
力積
力が加わった量と時間です。
同じ重さの重りを持ち上げたとしてもゆっくり時間をかけてあげる場合と、一瞬で素早くあげる場合では疲労度や重さの感じ方が変わるかと思います。
目的とするトレーニングの効果によってこの力積についても考慮して行っていくと効率的になります。
例えば筋肥大させるなら力積は大きくなるようにセットや動作スピードをコントロールできると良いと思います。
瞬発系のスポーツパフォーマンス向上を目指すのであれば、力を加える時間を短くすることに拘った設定で行う必要があるかと思います。
今回ご紹介したのはほんの1部ですが、物理学を用いて運動を考えると整理されて分かりやすいかと思います。
どのトレーニングにどのような意味があるのかわからない方は物理学をベースに考えてみてください。
いかがだったでしょうか?
この記事が何かのお役に立てば幸いです。
※この記事はこちらのオンラインコミュニティで投稿している記事の内容になります。