最後の内定を蹴ってほぼ一か月、何もしたくなかった。 段々と気づいてはいたが自分の持つ縁がクソであることに程々飽き飽きしていたのだ。 知りあったり、付き合いのある人間は少なければ少ないほど良いとは前から思っている。普段の自分とその人と話す時の自分の差にストレスを覚えるのでそれができるだけ少ない人生を送りたいと願っている。 そしてこんな状況の時にいけ好かなくなった小学校の頃の親友だった奴から連絡が来たりするものだ。決まりの悪いのも大いにあるが自分にとって切れてもいい縁が動き出
うだうだ言ってられない。細かく言えば7回目の応募になるがネット上での応募はカウントせずにタイトルをつけた。見つけたら応募するしかない。応募したくなる求人が出てくるだけまだマシである。 これもまたネットで見つけた求人だったが、地域の求人サイトが載せているものでそこに個人情報を登録するだけで応募することができたのですぐに応募した。 その会社は主に金属加工をしている会社で募集はそこの小さな部署の機器の組み立ての募集だった。あくまでも経験者の募集だったが主に手先を使う作業の
さて、すっかり丸腰になってしまった私にはネットでちまちま求人に応募することにした。しかし求人サイトで検索した求人は別の求人サイトに登録しないと応募できないものばかりだった。 二社ほど応募したが、分かったのはネットでの応募というのは私には全然向いてないということだった。書いているつもりだがどこか抜け落ちがあったりして大変だった。志望動機を書かない代わりに自己PRを欠かされたりするところなど、それまで履歴書で応募してきた分、未記入のところが一目でわからないことが原因である。
前述したとおり、転職エージェントからの提案で二社目の別の働き口を見学しに行くことになった。具体的には梱包の仕事で最初は契約社員として時給で働かせてもらえるとのこと。半年から一年ほど働けば正社員としての登用がされるかもしれないらしい。また会社の人事が社員に「次はどこで働きたいか」などの調査をしてくれて希望の部署に行けることもあるらしい。そしてすでに私を受け入れる準備は整っているらしい。またトヨサキ自体もこの方式で入社しているらしく、前回の面接があっての今回の話であると言ってい
この会社も指名求人によるものでビルメンテナンスの会社だった。指名求人に返した理由としては年間の賞与が4回ほどあって、資格手当もついた。休みはシフト制で不定期だが115日から120日あった気がする。実際にここに実習に行った訓練生の人が話を聞いていると教育体制もしっかりしていそうだった。しかし基本給は低かったのでそこがネックだった。 面接は二次面接まであり一次面接は課長?との一対一の面接だった。聞かれた内容としてはいつも通りだったが、退職理由は反省し正直に給料安くて休みが
訓練校には『指名求人』というシステムがある。自分の年齢や経験などの情報を全国の会社に流すことで向こうから求人票を送ってくれるというシステムだ。簡単に言い換えれば「うちの会社どうでっか?」と向こうからきてくれるわけだ。しかしこのシステム結局みられているのは年齢ぐらいであまり内容への関心どうのこうのは関係ないと先生は言っていた。若いほど指名求人は多く、年寄ほど少ないらしい。中にはこんな条件でよく送れるなぁという内容のものもきた。 私が選んだ指名求人は二件で一つはビルメンテナ
結果から言うと2社目は落ちた。トヨサキによると私より若い経験者が応募してきたからだという。また彼はその電話で同じ会社で他の部署が募集しているが応募しないかと言ってきた。どこの部署が募集しているのかと聞くと梱包だという。その時まずまずのショックを食らっていた詳しい話など聞かず、私は「まぁ、お話だけでも」という感じで今度は見学を申し込むことにした。どうでもいい話だがショックすぎてその日の歯医者の予約をキャンセルした。 そして三社目の話に移るまでに訓練校の話について説明させて
こっちの会社は訓練校で人気があった方の職種であるメンテナンス業務の募集だった。しかしビルメンテナンスではなく、工場の機械のメンテナンス。ご多分に埋もれていたっこともありこの時には第一希望の会社だった。規模的にはとても大きい繊維の有名企業で入ることができれば万々歳。求人票では給料は20万ちょいで残業代は別途支給。土日祝は休みで未経験でも応募は可能とのことだった。なかなかいい条件である。 さてネットで検索して出てきたこの求人だが応募には別の会社の人材派遣会社の登録をしてから
通っていた職業訓練校の電気設備のクラスでは四十代の人が多く、建物の配線作業などの現場仕事を志望する人はほとんどいなかった。多くは資格を増やすことで昇給が見込める職種であるビルメンテナンス業への就職を考える人が多かった。勉強ができる時間がある程度確保されている会社が多く、勉強すればするほど手当てが上乗せされていくからである。 ご多分に埋もれず私もそちらの方向での就職を考えてもいた。しかし求人サイトに載っていた給料の額と仕事内容から「できるかも」という気持ちで応募した会社は
大学を卒業した後は半年間ほぼ何もせず、その半年の間に車の免許を取り終わると小道具の会社に就職。セットを飾ったり、本番についたりなどの業務についていた。後ででてくるがいろんなところに思うところがあり退職。給付金目当てと次の転職に役に立つかもしれないと思い、職業訓練学校で電気について学ぶ。訓練期間も終わり、現在無職の就職活動中。 職が決まるまでの日記をつけていこうと思って始めようと思いました。このページを読んで何かを得られることはないので少し笑ってくれたらうれしいです。最後まで