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その運動はあなたにとって心地いいものですか?
3キロの重み
私が50キロから60キロに増量してしているのに、ダイエットを語るなと言われる方もいらっしゃるでしょうし、私自身も「体重を落とす」ことが目的なら、「多少太っていても素敵」だよ、という記事は読まないかもしれません。
3月末から5勝末までに、仕事の忙しさや、人間関係のストレスで、まず運動をやめてしまいました。
完全ではなく、毎日していた運動を週1程度に頻度を落としただけなのですが、50キロから標準体重の55.2キロまで戻すはずのつもりが、約2ヶ月で10キロ増量しました。
とても体調を崩していたので食もおろそかになっていたのですが、6月上旬から7月上旬にかけて、朝、8分程度のヨガやストレッチ、週に2回ほどの軽い筋トレ、1時間から2時間のウォーキング(これは私が歩くことを趣味にしているので多いだけです)、帰ってストレッチを続けただけで、食生活を変えず3キロほど落ちました。
現在は57キロということです。
158.5センチ、60キロは、特にまわりから太っているとばれなくても、自分のからだを重く感じていましたが、3キロ落とすとまず運動そのものが楽になります。
単純に、今のご自身に3キロのおもりをつけて運動したらどう感じられますか?
スーパーで見かける3キロのお米って結構重くて持つのが大変です。
「私」が痩せるには運動が必要だった
アニメにもなった「げんしけん」というマンガがあります。
内容はダイエットに関係ないのでここでは紹介を省きますが、太っている登場人物が、
「デブの筋力なめんなよ!」
という場面があります。
私は標準体重より30キロ以上重かった時期があるので、30キロのおもりをつけて生きて動いて来たことになります。
一昨年、ダイエットを始めて半月くらい過ぎたとき、かなりきついと評判のエクササイズDVDをいきなり始めたんですが、最初から完璧なフォームは出来ませんでしたが、やりきれました。
それまでも食事制限はしていたんですが、ほとんど体重が落ちなかったのに、一気に一ヶ月で6キロ落ちました。
次の月も5キロ。
その次の月も6キロ。
「あすけん」に従って、運動量の分を考慮し、毎日2000キロかロリー摂取していました。
食べることが辛い、どうすればカロリーが摂れるのか、なんて考えていました。
自分が継続出来る運動をさがす
私は短気で、早く結果を出したくて無茶な運動方法を選んでしまいましたが、運動は適度になら、やはり必要なのではないかと感じます。
現在、私はキツいエクササイズ系のDVDは封印して、YouTubeで「自分が継続出来る」ヨガやストレッチ、たまにはダンスをしたりしますが、ウォーキングが主体です。
ウォーキングが好きなのは、私はこうやって文章を書いたり、そのための資料である本を読んだり、家では机の前に座りっぱなしなのですが、「外を歩く」ことで自然と様々な刺激が脳や心に伝わって、新しいアイディアが生まれることも多いのです。
そうして、歩きながら音楽を聴いたり、Audibleなどオーディオブックを聞ける時間が自然に確保出来るのも私には魅力です。
文章を書いたり、また仕事の電話がいつかかってくるか分からない状況だと、意外と自宅では楽しみにくい場合も、私にはあります。
ただし、ウォーキングの消費カロリーは、例えば自宅でできる踏み台昇降などより低いです。
私もウォーキングを始めるまでは、自宅で踏み台昇降をしていました。
そのときは映画一本分して、毎日様々な映像作品に触れていました。
「心地いい」を選ぶ
ちょっと話が戻ります。
YouTubeでは本当に膨大な数のYouTuberさんが、様々なエクササイズ動画を上げられています。
どれを選ぶのはもちろんあなた自身ですが、自分にとって一番「心地いい」を選ぶのが継続できるのではないかな?と感じます。
どれだけ「痩せた」ことの実績を出されていても、笑顔が少なかったり、なんだか高圧的に感じたりする方の動画は、続けるうちにダイエットのモチベーションが下がりました。
私にとって心地いいのは、例えば口コミで「太ももやばい」「顔よくさらせる」など言われている方もいらっしゃいますが(本当は全然そんなことはない、すっきりした美人さんです)、笑顔が素敵でいやされる、声かけを抜群のタイミングで言ってくれて、言葉のチョイスもいい、そうして、バックに流れている音楽が好み、そういうYouTuberさんの動画です。
あなたにとって、「心地いい」を見つけて下さい。
過剰な期待をしない
私自身が運動で結果を出しておいて、今度はいきなり否定的な言葉になりますが、運動に過剰な期待をしないで下さい。
私たちのからだは、一本の木でも、ひとつの石でもない、様々なもので成り立っています。
特に女性は生理前はどうしてもからだがむくんだり、お通じだって乱れたりします。
そういうときに無理な運動をしても、「目に見える」結果はありません。
もちろん、生理のとき、からだの巡りをよくするようなストレッチや、10分程度のお散歩をしたりして、「継続出来た」という成功体験を手に入れることは出来ます。
でも、寝込むほどの生理や、体調不良の時は、しっかり休みましょう。
これは、そのあたりを未だにうまく出来ない私の自戒を含んでもいます。
「心地いい」
「無理をしない」
「自分のライフスタイルに合う」
そんな運動習慣をどうぞ見つけてみてください。