【みちらん13】人気作家の推しで一躍全国区に ~奥入瀬渓流遊歩道~
住まば日本 遊べば十和田 歩きゃ奥入瀬 三里半
明治41年人気作家大町桂月が雑誌太陽で奥入瀬渓流を日本一の名勝と紹介して以来、訪れる人が絶えることのない遊歩道です。
焼山バス停前の星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに建つ碑をあとに、十和田湖畔子ノ口に向かい歩き出します。(行程を短縮する場合は、石ヶ戸休憩所から出発することもできます)
約14kmの行程には、石ヶ戸や阿修羅の流れ、銚子大滝といった見どころが随所にあり、清らかな水の流れは瀬や滝、淀みと幾度となく表情を変えながら、歩く人の目を楽しませてくれます。
歩く目線の高さと水の流れがほぼ同じなのが新鮮です。流れに遡る方向に歩くといっそう美しく感じられます。
訪れる人も少なくなった最晩秋の奥入瀬渓流(11月上旬)。侘び寂びの世界が堪能できます。
青森県十和田市
距離:14km 焼山バス停~子ノ口バス停
[星の数] ★★(遠回りしてでも訪れる価値のある、道歩きが好きな人向けのみち)