【全身の健康をサポート】オイルうがい🫧

どうすれば、健康な人を増やせる？って考える時に、多くの人が当たり前にするルーティンの中にすんなり組み込める知恵や知識がいい。

なかなか手に入れられないマニアックな食材使って、新たにそれを使ってがんばってって
そういうのじゃなくて。

そう考えた時に、まず頭に浮かんだのが

朝のうがい。

きっとみんなする
朝のうがい、朝の歯磨きの前のうがいを

ぜひオイルを使ってやってみてください！

口腔ケアの目的だけじゃなく
身体の免疫力に影響を与えます。

オイルうがい(Oil Pulling)

アーユルヴェーダの伝統的な口腔ケア方法

アーユルヴェーダでは、口腔は「消化の入り口」であり、全身の健康のバロメーター。

口腔内の毒素や汚れを取り除くだけじゃなく、
全身の健康をサポートするとされている。

具体的に✍🏻🩺

主な効果

1.口腔内マイクロバイオーム(細菌群)の健全化

オイルに含まれるラウリン酸や抗酸化物質が細菌やウイルスを除去し、口腔内環境を清潔に
　　　　　　　　　↓
①
歯茎の健康を守る
ホワイトニング効果
口臭予防
②
口腔内の細菌群の状態は
腸内フローラにも影響を及ぼす！

すなわち口腔内の状態が
腸内環境に直結し
全身の免疫にも寄与する

2.唾液分泌の促進

オイルが口腔内の粘膜や唾液腺を刺激
＋
(１)の口腔内環境が整うことにより　
唾液腺の機能が正常化
＋
オイルにより口腔内は保湿される
乾燥している状態では唾液の分泌が抑制
保湿されることで唾液分泌が促される

→ 唾液が増えると何がいいのか？
(ⅰ)消化酵素UPと(ⅱ)免疫物質の活性化する

(ⅰ)消化酵素UP
唾液中にはアミラーゼという酵素が含まれる。
このアミラーゼが足りないと、食べ物(特に炭水化物)がうまく消化されず、未消化のまま腸へ。
腸内環境が悪化していく。
オイルうがいで唾液が増える＝アミラーゼが増える＝消化が良くなる！

(ⅱ)免疫物質の活性化
唾液中にはリゾチーム、ラクトフェリン、IgAなどが含まれ、これらは細菌やウイルスの増殖を抑える効果がある。特にIgAは外部の病原体に対する初期免疫応答を助け、全身の免疫バランスを保つのに重要。これらの免疫物質が含まれる唾液をしっかり出すことが、自分の免疫力を高く保つのには重要。　

3. 神経系との関係、嚥下力

アーユルヴェーダでは、口腔内の神経が脳と直接つながっていると考えられている。
確かに実際に口腔内には多数の神経が分布してる。例えば、迷走神経。
迷走神経を刺激することで副交感神経が優位に。
交感神経が過剰によるトラブル、免疫力低下(副腎疲労など)が多く見られる現代において、うがいひとつでも、副交感神経を刺激することが重要。

他にも嚥下力。
おじいちゃんも年々飲み込みがしづらそうだったように、年齢とともに嚥下力が衰え、誤嚥が増え、肺炎になるというパターンが増える。
毎日意識してうがいをすることは、嚥下力の維持にも影響を与える。
実際に、口腔粘膜への伸張や振動刺激が嚥下反射を促進する可能性が示唆されていたり。口腔内への温度や化学的な刺激が自発的な嚥下の頻度や喉頭運動時間に影響を与えることも報告されている。だから老若男女みんな取り入れて欲しい🫗

オイルの種類は？

オイルうがいには、いくつかのオイルが使用される。それぞれの特性によって効果がすこしずつ異なる。いくつか紹介。

1. ココナッツオイル
こんな人におすすめ
• 初めてオイルうがいをする方。
• 抗菌効果を重視したい方。
• 口臭や歯茎の炎症が気になる方。

2. セサミオイル（ごま油）
こんな人におすすめ
• アーユルヴェーダに基づいた伝統的な方法を試したい方。
• 冬場や体が冷えやすい方。

3. オリーブオイル
こんな人におすすめ
• 肌や体全体の健康も意識したい方。
• 他のオイルに比べて使いやすさを重視する方。

《選ぶ際のポイント》
•オーガニックやコールドプレス製法
•未精製

実践のポイント（アーユルヴェーダ的視点から）

•朝一番の実践: 空腹時に行うことで、夜間にたまった毒素を効果的に排出。

•温かいオイルの使用: ココナッツオイルやごま油を少し温めて使うと、消化や循環が促進されやすい。(めんどくさいから私はそのままがいい)

オイルうがいのやり方や注意点

▶︎準備
•オイルを大さじ1杯
※初めは小さじ1杯から始めてもOK🥄

▶︎手順
1. 朝一番に行う
起床後、まだ何も口に入れていない状態で行う。
2. オイルを口に含む
オイルを口に入れ、歯と歯茎の隙間や口腔内全体に行き渡るように「軽くすすぐ」動作をする。
3. 15～20分間続ける
口を強くすすぐ必要はなく、リラックスして動かす感じ。
※オイルが乳白色に変わったら、汚れが吸着されたサイン
4. オイルを吐き出す
吐き出した後は軽くうがいを。
5. 歯を磨く
最後に、通常の歯磨きを行う🪥

▶︎注意点
1. 飲み込まないこと
オイルには吸着された細菌や毒素が含まれているため、飲み込まないように。注意してください。
2. 時間が取れない場合
5～10分でも効果があり。
3. 体調や口腔状態に合わせる
歯茎が敏感な場合は、短時間からスタート。
オイルの種類を変えてみるのも◎

▶︎実感できる効果と期間
数日程度で口臭の軽減や歯のツルツル感は数日で感じられること。１～2か月もすると、歯茎の改善や全身の健康サポートを実感する人が多い。

毎日している動作に、一つの知識を加えるだけで、身体にはとても良い効果が🫗

取り入れやすいものはどんどん取り入れてみてください📍🩺🤍