サラリーマンが楽しく仕事をする方法
こんばんは。キシです。今回は仕事を楽しくする方法をお話ししたいと思います。しかも、これを読めば仕事が楽しくなって、もしかしたら給料が上がるかもしれません。
さて、前回は給料の上げ方の話しをしましたが、ちょいメシを食うためのもう一つの要素、「充実した生活・仕事」についてです。
仕事は人生の半分を占める、この事実から目を背けてはいけない
充実した生活・仕事を手に入れるためには、仕事も楽しくないといけません。「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と割り切ってらっしゃる方もいますが、1日24hのうち睡眠時間8hを除くと人生の半分が仕事をしていることになります。これを捨てることはQoL低下を招きます。
皆さん、もっと仕事を楽しんで人生を楽しみましょう。
少し想像してください。皆さんは毎日仕事をこなして、終わったら疲れて帰って、ビールを飲んで、寝て、起きて、仕事をします。
人によってはこのビールが、一杯のラーメンでも良いです。
このとき、思い出したくもない仕事のことを頭の片隅に置いておくのか、今日うまくできたことをニマニマしながらメシを食うのかでは、そのメシの美味さは確実に変わるはずです。
仕事に楽しさは必要か?と問われることはありますが、僕の知るキラキラした人たちは間違いなく仕事も楽しんでいます。
それではどのようにして仕事を楽しくしていけば良いでしょうか?
僕は以下の3点を意識しています。
・自分の強みを活かす
・楽しいことしかしない
・人と人で仕事をする
あなたの強みを活かせば楽しく働ける
最近人気のあるストレングスファインダーという自己分析ツールをご存知でしょうか。いくつかの質問に答えることで自分の強みを発見するツールです。
34の資質から強みが分析されるのですが、このツールの面白いところは、「良いところを伸ばしましょう、低いところは改善しましょう」ではなく、「良いところは伸ばしましょう、低いところは諦めましょう」としているところです。
人間、ゲームのパラメータのようにすべての値をMAXに上げることはできません。また、得手不得手があり、好き嫌いがあります。自分が強いところ、つまりそれは関心があり、能力を発揮できる所です。
ぜひ、その特性を活かしましょう。
僕の場合は「着想」「収集心」「社交性」「ポジティブ」「戦略性」に強みがあるようです。
確かに僕は「着想」と「戦略性」を元に提案書を作り、職場の誰よりも上司に提案しています。また、「社交性」や「ポジティブ」を発揮して誰も発言しないチャットツールのチャネルでも、単独で自己紹介を始めることができます。
しかしながら、流れに沿って進む「適応性」や、強い価値観を持つ「信念」、秩序正しく従う「規律性」はどうやら全く適性が無いようです。なので、そういう仕事はしません。やるべきじゃないからです。
(なんか今見たら、軸がなくプラプラしてる、ちゃらんぽらんな奴に見えますね 笑)
人には得手不得手、好き嫌いがあります。つまり、得手不得手や好き嫌いこそが人によって異なる楽しさの正体です。なので、自分の楽しいを見つけ、それに注力しましょう。
これが2つ目のお話につながります。
楽しいことしかしない状況を作り出そう
自分が得意で好きなこと、それが組織にとっての成果につながるのであれば、「楽しく給料を上げる良いループ」という無敵状態に突入します。
まだまだ若い方の中には、「そんな自分で仕事を選べないよ~」って思う人もいるかもしれませんが、それは間違いです。上司はいつだって「やりたい」を求めていますし、アナタのやる気を試しています。
ぜひ、やりたいことを伝えましょう。それで成果を上げ続ければ、やりたくない事もしなくてすみます。僕も楽しいことばかりしていたら、いつの間にかつまらないことはお願いされなくなりました。
やりたくない事を伝えるのではありません。やりたいことを伝えるのです。ここ、大事です。
注意が必要なのは、今いる組織に貢献できるのが大前提です。他部署への転属を要求したり、自社ではやっていないようなことを提案するには、それ相応の準備が必要です。
もし本当に現場でやりたいことが全く無い状態であれば、転職や社内公募などを考えてみるのも良いでしょう。
今の場所で、楽しいことを見つけたいという方は、ぜひ「人のために働く」ことを意識してみてください。それだけでぐっと仕事が楽しくなります。これが3つ目のお話です。
仕事と仕事をせず、人と仕事をしよう
僕が新人研修のときや、飲み会の挨拶とかさせられるとき必ずこの言葉を言います。多くの人は業務に集中してくると、仕事と仕事をし始めます。僕は皆さんのその仕事、その先に人がいることは忘れないで欲しいと伝えているのです。
仕事を依頼・相談したときに、こんな反応をされたことは無いでしょうか?
・すっごく縦割りな対応をされる
・言ったことしかやってもらえない
もっと相手(自分)のこと考えてよ!って思いますよね。でも、どの現場でもこういうケースはとても多いのです。それは彼は彼なりに自身の業務を最適化しているので、悪気があるわけじゃないケースもあります。しかし、この状態は仕事と仕事している状態と言えます。
さて、あなたもいつも仕事に追われる人なのでしょう。それを踏まえて反面教師として自分が相談されたときどうすれば良いでしょう?
・なぜ、あの人はこの依頼をしてきたのだろうと目的を考えてみる
・困っているようなら追加で相談に乗ってあげる
・「これも必要なのでは?」と提案してみる
こんな事ができれば、相手を見て仕事をしているなぁと感じます。もちろん、最初にアイスブレイク、途中にちょっとした冗談、最後に感謝の気持ちなんかを踏まえれたら、より人と仕事をしているように感じますね。
これを見て「こんな仕事が増えそうなことしたくないよ」と思われたかもしれません。そんなアナタは賢い。正解です。
でも、これは楽しい仕事を増やして、楽しくない仕事を減らすための初期投資のようなものだと考えてください。こういう活動をしていると人から感謝されることも増え、評価も上がり、その仕事に注力してもらいたいと上司は考え始めます。もちろん、人の面倒を見れる人は出世します。
こういった好循環を生み出すことが非常に大事で、これは自分で作り出すことができます。
まとめ
今回は、以下の3つのことを話しました。
・強みを活かせば楽しく働ける
・楽しいことしかしなくて良い
・人から感謝されて気持ちよく仕事しよう
言うは易しで意外と難しいことを言っている自覚はあります。でも、みんなからありがとうって言われる仕事を積極的にやることが、自身のやりがいにもつながってくる一歩なのは間違いありません。
なお、僕が仕事をするときには、もう一歩上を目指しています。
それが「尊い仕事しかしない」です。
もっと人の深層心理を探り、上司や同僚や部下のインサイトにリーチすることで、代えがたい体験を生むことも可能です。
僕は仕事をしていて感動するようなシチュエーションを目指したいと思って仕事しています。なかなか難しいですけどね。
ところで、サンクスカードの制度を採用している企業も多いですが、目の前でありがとうって言ってくれるくらい人のために働けば、こんな制度は本来不要なのですよね。
それでは今日はこのへんで。
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