心理職が他職種に心理検査を伝える時に持っておくべき視点が、3分程で理解できる記事
おはこんばんにちは。タイコです。
この記事を読むと、『心理検査を他職種に伝える時に困っている人』の手助けになります。
日々の中で磨かれる伝える力
結論です。『他職種に心理検査を伝える時は、数字的視点を強調して伝えた上で、魂の視点を伝えていく方が伝わりやすい。相手にわかるように専門用語ではなく、日常用語で説明できるように研鑽しよう』です。
先日、ある職種のAさんに心理検査に関して説明する事がありました。説明した心理検査は、バウム(木を描いてもらうもの)というものでした。
色々と、いえそうなことを伝えました。それを聞いてAさんは、経験豊富な心理士の名前もあげつつ「木が○に見えるっていうBさんもいたけど」といい、さらに「木がそう見えるっちゃ見えなくもないけど、こじつけて見ているだけじゃない?」といわれます。さらにさらに一つ付け加えて、「こんな風に(意図的に病的な部分を強調して)木を描いていると思うんだよね」とも述べられます。
これを聞いて、私は、自分の未熟さを痛感し、それと共にAの発言に驚愕しました。
未熟さに関しては、自分が説明不足だったからです。具体的には、魂の視点が強調されていたものの、数字の視点が弱く伝わっていたからです。要は、Aさんには、「根拠もなく恣意的にいっているだけでしょ」という風に伝わっていたように思うのです。伝え方も不味かったと思いました。
数字と魂の視点に関しては⬇︎
誰かに伝えるというのは、非常に難しいことではありますが、深く(行き当たりばったりではなく、根拠に基づいていっている事を)理解してもらうためには、数字の視点をまず強調する方が、相手に伝わりやすいのかもしれないように思います。
もう一点の驚愕に関しては、私には、”Aさんが、生活の中で自分が全てをコントロールできていると思っている”ように見えたから”です。よっぽど精神世界に興味がある方ではないと、そう思う人の方が多いのかもしれません。
自分でなんでもできると思っていても、一人で出来る事は、大きな池から両手分掬える程度なのです。
しかし、それを他職種に理解してもらうためには、相応の専門性が必要になってきます。どんな職業であれば、相手に理解してもらえるような伝え方を日々磨いておくのは必要なことですね。
まとめ
まとめです。『他職種に心理検査を伝える時は、数字的視点を強調して伝えた上で、魂の視点を伝えていく方が伝わりやすい。さらに、相手にわかるように専門用語ではなく、日常用語で説明できるように研鑽しよう』という話です。
今日はここまでにします。ここまで読んでいただいてありがとうございました!!!!