ドレス製作会社二代目

皆様初めまして、衣裳企画製作会社を経営している零細企業の代表です。 日記代わりに、また自分の失敗談から学べた知見を毒舌と自論を交えて述べていきます。

ドレス製作会社二代目

皆様初めまして、衣裳企画製作会社を経営している零細企業の代表です。 日記代わりに、また自分の失敗談から学べた知見を毒舌と自論を交えて述べていきます。

最近の記事

中小のアパレル生産管理ダメ人間多い説

ほんと口が悪くてすみません🙇‍♂️ 今までの経験の中で話をしていますのでお許しください。 多くの服飾の専門卒と出会ってきたが、 そもそも自分たちが表現したいもの、作りたいものを前面に出すことを重要に捉えていること、 生産管理や原価といった勉強はほぼないこと 一般教養やリテラシーが低いこと などなどの理由と思われ、 まぁ今までの生産管理はほんと酷かった。 つまりはそのような人材を選び、成長させきれなかった社長である私の責任。 割合の計算ができない。原価の意味がわからない。

    • 35歳までどれだけ経験と知識の引き出しを増やすかが大事★

      これは本当に私の経験からくる主観なので、共感できない人も多くいると思います(敬語です)。 とことん自分の技術や知識、仕事へのマインドを成長させるための時間を費やしてもいいのではないでしょうか。 楽しく仕事をした結果、スキルもマインドも年収もアップするのは理想ですが 誰もがそのような成功体験を積み重ねるわけではありません。 やはり努力しかないのです。 SNS上でキラキラしている人たちはごく一部の人たちか、見せかけです。 情報をググってその場で理解したつもりでも血肉にはなっ

      • 社員が不正しまくり。総額2000万の損害

        父の会社に入社して1年経ったころ、だんだん社内の環境にも慣れたり、商品に詳しくなっていった。 ただふと1年経過しても棚卸ししていないことに気づく。 こういう業態の会社って棚卸しあるよな…?と そしてテナントはビルに入っていて、その2階や3階がバックヤードや倉庫だったりする訳だけども誰一人サンプル衣装や商談用衣装の棚卸しはしない…。 そんな時、当時一緒に働いていた従兄弟がいたのだが、 またこいつが仕事が出来なさすぎて大変であった💦 ある日、その従兄弟Eが、私に「実は見てもら

        • 会社が何を目指していくかが大切

          まだ組織の動かし方、経営することの意味がわかっていなかった35歳頃、 よく本やネットでありがちな 「社員が気持ちよく働ける環境やボトムアップが大切」みたいな情報を見聞きしていた。 今反省すべきはここが大きな勘違いであったこと。 社員の考えは人それぞれ、会社に対する熱量や働き方、想いもそれぞれである。 意見をたくさん聞いたところで、果たして同じ方向を向いて仕事ができるのかと…。今なら答えはノーである。 当時は良かれと思って、社員教育に熱を入れたり、待遇を良くしたり、個別性を大

          資金繰りが厳しいと月末は憂鬱

          社長になって事業が順調である時はさほど気にはならないが、 様々な要因で資金繰りが苦しくなるとスタッフの給与締日前から不安と動悸が止まらないことがある。 経営者にとてみれば毎月マイナススタートの気分だ。 固定費として人件費、家賃が大きくて、仕入れが増えればその月の変動費もかさむ。社会保険料も大きい。そんなことを毎日考えている。 繊維、アパレル業界に限らないとは思うが、売れる見込みがなくても一定のロットで材料を仕入れざるを得ない場合がある。気が狂いそうになる。 スケールしすぎ

          資金繰りが厳しいと月末は憂鬱

          縫製工賃ーアパレルの闇➖

          特に初めて事業を立ち上げる方は、今まで経営の経験がなければ、また近しいポジションにいなければ、どうすればいいのかわからないと思うんです。 これアパレル業界の闇でもありますが、工賃の考え方をざっくりと説明します。 考え方①  販売する商品の20〜25% 【全体像から割合を考える方法】 例えば10000円で洋服を販売しているブランドがあるとします。 多分縫製請負で受注する場合、工賃は2000〜2500円くらいになります、多分。 これはあくまでも元請け側の希望でして、これを受け

          縫製工賃ーアパレルの闇➖

          入社して1ヶ月後の出来事

          2007年4月35歳の時に父の会社の後を継ぐ気持ちで入社した。 15年勤務している佐藤。 10年近く勤務している福田。 入社してまもなく 佐藤「懇親会やりたいので、5月に入ったら一緒に食事に行きましょう!」 福田「ぜひ」 と2人から言われて、わたしも喜び赤羽の焼肉屋に誘われた。 わたしはあまり人付き合いが得意な方ではないが、今後チームとなって 一緒に会社を盛り上げていくメンバーだ。 断る理由もなく誘われたことが嬉しかった。 焼く肉を楽しみつつ、入社までの経過も説明しなが

          入社して1ヶ月後の出来事

          時代から取り残された事務所なのか…?

          【前職の職場】 2007年頃まで所属していた前職は2000〜3000名規模の企業でした。1人一台PCが支給されていましてMicrosoft officeが完備されており、サイボウズでスケジュールやタスクなど管理していたと思います。35歳でした。 サイボウズはともかく、パソコンを活用しwordやPowerpointを使うのは日常でした。 【2007年に父の会社に入社】 今までの職場環境が当たり前だと思い込んだまま、父の会社に初出社した時の衝撃は今でも忘れません。 7〜8名が

          時代から取り残された事務所なのか…?

          【自己紹介】はじめまして。

          ご覧いただきありがとうございます♪ 現在は衣装製作会社の社長をしております。 某大学を卒業間際、どうしても医療業界への仕事に就きたく医療系短期大学に進学しました。 国家資格取得後、働きながら大学院に通い医療現場〜教育現場に携わり 約10年ほど。 最後の医療業界の職場で様々な経営者、役職のある方などの交流や自分の経験を通して経営に興味が湧き始めました。 たまたまですが父が会社を経営しており、そのビジネスモデルに 興味を持ったこと、 社会的に存在意義のある会社だと強く思いまし

          【自己紹介】はじめまして。

          2007年父の会社に入社

          確か2007年4月頃だったと思う。35歳ころだった。 山手線沿線、徒歩数分圏内の場所に父の会社はあった。 小さい頃、何回か行ったことはあるが、あまり記憶にない。 駅からしばらく歩くとすぐにビル2棟に看板が掲げられていた。 「おぉ❗️ビル2棟じゃん。すげぇ‼️と思いながら社内に入って行った。」 聞いたらただの賃貸だった… 当時は「金持ちじゃないじゃん。」とがっかりしたものだが、今振り返ると借り続けることはすごいことなんだよね。 身に染みて思うことは、大風呂敷広げないことが経

          2007年父の会社に入社

          時系列関係なく書きますね。

          初めまして。自己紹介はプロフィール欄に少しずつ書き足していきます。 今までの出来事や思いを時系列で書こうとしたのですが、 順番に思い出せなかったり、順番に書こうとするとなかなか書き出せない自分がいたのでその時に思い出した出来事や今までの経営の変遷など、少しでも同じ境遇の社長やこれから起業しようとしている人たちのお役になればいいと思ってます。 どうせ書くのであれば本音も漏らしつつお役に立ちたい思いもある訳です…。

          時系列関係なく書きますね。