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会社が何を目指していくかが大切

まだ組織の動かし方、経営することの意味がわかっていなかった35歳頃、
よく本やネットでありがちな
「社員が気持ちよく働ける環境やボトムアップが大切」みたいな情報を見聞きしていた。
今反省すべきはここが大きな勘違いであったこと。
社員の考えは人それぞれ、会社に対する熱量や働き方、想いもそれぞれである。
意見をたくさん聞いたところで、果たして同じ方向を向いて仕事ができるのかと…。今なら答えはノーである。

当時は良かれと思って、社員教育に熱を入れたり、待遇を良くしたり、個別性を大事にしていたが、結果、皆バラバラの意見をいうようになり、まとまらなくなり社員同士の関係性や社員とわたしの関係性が悪化して、わたしが入社して10年の中で、100%社員は入れ替わってしまった。
それでも入れ替わってもうまく組織が運営できない時代は続いていく…。
続かない話はまた別の機会で話します…。

身に染みて感じたのは、
社長がどれだけ我が社のビジョンや方針をスタッフに示すことができるかだ。
我々の会社が存在する意味、意義が大切であり、それを言語化して伝えていく必要がある。自分が一体何を実現したいのか。
生きるため、お金が欲しいからは根底にあるとして、
商品やサービスを生み出す上でなぜ自分の会社じゃなければできないのか、その強みやビジョン、方針を皆に話し、
共感出来ないならスタッフは自ら去っていく。トップダウンでもいいじゃない。
もうそれでいいと思った。
もしかしたら今はそう思うフェーズかもしれないが今はそれを信じて会社を動かしている。
すさんでますか…?

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