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今年も栗きんとん

お休みの日に、
恵那川上屋瑞浪店さんに行って、
栗きんとんを購入しました。

栗の実る季節です。
栗きんとんの里に嫁いでからというもの、
秋の楽しみ方がひとつ増えて、
ありがたく思っています。

栗と砂糖で作られた栗きんとん。
うちでもせっせと、栗を茹でていますが、
この美味しさを再現できる自信はありません。
瑞浪に通っていた子どもとの思い出も
加味されるから、なおさらです。

そして、モンブランも。

栗 名医別録では

中国で神農本草経と
ほぼ同時代に作られたとされる名医別録に、
「気を益し、腸胃を濃(さかん)にし、
腎気を補い、人をして飢(うえ)に
耐えせしむ。」
の記述があり、
栗が古くから食薬として
扱われていたことがわかります。

栗 本草綱目では

古い中医学者が
「ある人が脚の弱る病気になった時、
栗の樹の下に行き、数升の栗を食べたところ、
すぐに起って歩けるようになったという
語り伝えがある。
これは栗の実が腎を補うということであって、
このように生で食べるべきだ。」と、
説いていますが、
それについて、本草綱目では
服餌(ふくじ/病を克服するために口にする)なら
蒸し曝して食すると宜しいとあります。

また、本草綱目には、栗の実だけでなく、
今ではあまり一般的ではありませんが
黒殻、いが、花、樹皮、根などの
ききめが記載されていました。

さあ、たくさん剥いた栗は、
どう調理いたしましょうか。

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