秋のお彼岸 おはぎを作りました
おはぎとぼたもち
秋のお彼岸に食べるのは、
秋に花が咲く萩の花にちなんだ、おはぎ。
春のお彼岸に食べるのは、
春に花が咲く牡丹の花にちなんだ、ぼたもち。
どちらも同じものなんですって。
お彼岸の休日までに
残業を終えた後、
お墓に供える花を買って帰りました。
お休みの日に、おはぎを作ろうっと思い立ち、
夜のうちに、電気圧力鍋で小豆を煮ました。
(小豆250gに水700㎖、高圧15分)
それを煮詰める気力はありませんでした。
もち米を洗い、
炊飯器の目盛どおりに、水を入れました。
お彼岸の休日
仕事に行かなくていいのに、
暗いうちに目が覚めてしまって、
もち米を炊き、
前の夜には炊けていた小豆と茹で汁を鍋に移し、
てんさい糖100g、塩少々を加えて、
煮詰めました。
(電気圧力鍋の煮込みモードがうまく使えない)
炊きあがったもち米を丸めて、
小豆あん、すった黒胡麻、削り昆布をまぶした
おはぎを作りました。
故郷富山では、とろろ昆布のおにぎりが定番。
先日、
アルビスで購入した昆布のおはぎが美味しくて、
作ってみました。
薬膳では
小豆には、
体内にたまった余分な水をお小水で排出させる、
腫れやむくみを取る、
身体の余分な熱を去る、
体内に蓄積した老廃物や病邪を取り除く作用が
あります。
小豆をゆでこぼす
(茹で汁は捨ててあくを抜く)と、
生薬なら煎じ液にあたる茹で汁を捨てることに
なるので、
ゆでこぼしなしで調理しました。
小豆には腎を剋する甘味を加えていて、
利水などの食能が発揮できているのかは、
疑問ですが、
甘味を抑えて、利水を促す塩を足してみました。
小豆で利水を求めるなら、
甘くないスープにしたほうがよいでしょう。
おはぎは仏壇にお供えしました。
その後、お墓にお参りへ。
「一人か? ○○はいつ来る?」
施設に入っていた義母の元に、
一人で通っていた時、
そう聞かれました。
この日も、夫は出かけていたので、
一人でお参りに行きました。
「一人か?」
そう聞こえたような気がしました。
隣町まで地元でとれた野菜を買いに行って、
おはぎを食べたら、
ぐったりしてしまって、
副菜を作る気になれませんでした。
さあ、夕飯はどういたしましょう。