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#全文公開【エッセイ】【日記】台風と文化財 [文化財めぐり・文化財保護活動](633文字)
2024年8月27日(火)。
勢力の非常に強い台風10号(サンサン)が接近。
予測進路は、南の海上から「くの字」に曲がって、日本列島をほぼすっぽり覆う見込み。
その影響で、台風が一度近づいた2日前は、京都市でも激しい雷雨でした。
今は静かです。
少し前の予測では、28日に京都市を通過のようでしたが、ゆっくりの動きで、最新の予測では、31日の通過と、大きく遅れているようです。
皆様のところは、いかがですか。
台風というと、心配になるのは、文化財。
日本の文化財の多くは、木と紙でできています。
以前、大型台風が京都市を通過した後、台風で破壊された文化財をいくつも見ました。
その後、それらの神社や寺院では、再建や修繕のために、寄付を募ったり、クラウドファンディングをしたりしていました。
やはり、完全に壊れてしまうと、古くから保たれてきた文化財の歴史が途切れてしまいますから、できれば、台風には来てほしくありません。
近年の気候変動で、台風が大型化して、進路が変わり、それまで、あまり来たことがなかったという京都市にも、台風が直撃するようになりました。
今回の台風は、かつて大きな被害をもたらした台風と似ていると、確かラジオのニュースだったと思いますが、言っていました。
昨夜の進路予測では、京都市直撃に近いなぁと思われましたが、最新の進路予測では、ちょっと北にずれたようです。
どうなるでしょう。
どうか、文化財が無事でありますように。
そして、皆様も、どうぞ十分にお気をつけください。
天野マユミ
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