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権力は組織と人々の共生よって存続するものだから共生に加わらない人は権力を失い無力となる。権力に代わり得るものは体力ではなく実力。権力だけが体力を滅ぼすことができるから、体力は常に多数者の結合した力の脅威に曝されている。#人間の条件
ポリスは共に活動し共に語ることから生まれる人々の組織。この空間は常に存在すると限らず、多くの人達はこの空間に住んでおらず、また永久に住むこともできない。だが、この空間を奪われることはリアリティを奪われることに等しい。人間にとって世界のリアリティは他人の存在により保証されるから。
『レンブラントの身震い』
面白くて読みやすくて後半一気に読んでしまった!
幸せな気持ちでいっぱいな日曜日深夜1時。
筆者のマーカス・デュ・ソートイは数学者で、「対称性」が研究分野のようで、このTEDもすごく面白かった。説明が上手で、数学よくわからない私でもわかった気になる。
対称性は美とも関連が強く、『レンブラントの身震い』では、AIが音楽・詩・小説・戯曲をつくってきた例を紹介しながら、それらは人間の創造力を掻き立てる
『インドネシア大虐殺』1965年に起きた9.30事件後に起きた大虐殺。逮捕、殺害のために使われた言葉pengbunuhan(殺害)ではなく、pengamanan(身の安全の確保)だった。ベトナム戦争の裏で何が起きていたのか、今だからこそ出てきた資料や発言の数々に驚かされた…
政治と芸術はぶつかることも多いけれど、そもそも根源は「ここにない理想をつくろうとする」という点で同じっていう指摘は目から鱗。それと芸術に携わる者は資金的にはマイノリティであることが強調されるけど、地方活性化などで現地に入り込む際は芸術=権力である、と。#社会の芸術/芸術という社会
あいトレから1ヶ月後も考えていること
もう1ヶ月も経ってしまった(!)けれど、あいちトリエンナーレでの一連の事件をきっかけに東京大学出版会「文化政策の現在(小林真里編)」シリーズ計3冊を大人買い(12,000円也〜〜〜)してまだ1冊目の途中しか読めていないのですが、濃密すぎてすでに頭がパンク気味なので考えたことを残しておこうと思う。(ついでに寄り道して読んだ本も含めて。)
いま、あいちトリエンナーレと同じようなアートの祭典のインタ