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第5章「神田橋語録」から学んだこと/いろいろなことに手を出す

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双極症のままで私らしく生きる!
双極症のための「神田橋語録」を世界に広める!

オーキドなつみ( アメブロ / X / Instagram )
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次の神田橋語録の言葉です。ダイエットの章でも取り上げた文章です。

のびのびするためには、今までやったことのないことに色々と手を出してみて、あれもこれもとちょっぴりかじるだけがよさそうです。そして合いそうな事だけをするようにしましょう。

神田橋語録

世間では、何か1つのことを極めることが良きとされていたり、三日坊主がダメとされていたりします。

でも、双極性障害だと逆になるようです。

1つのことを極めるのではなく、いろんなことをちょっぴりかじる方がいい。三日坊主上等!それでもいいから、たくさん気になることをやってみて、自分に合うものを探していく。

色々なことにチャレンジする、多趣味な人が理想のようです!

また、他にもこんな神田橋語録の文章があります。

「この道一筋」というのは躁鬱病の人には似合いません。フアン・ファンと生きて、日々目先を変えるのがよろしい。多彩で幾分賑やかな時を送るようにしてください。生活を万華鏡のようにしてください。平穏と充実は両立します。しようかと思った事をしないでいるとストレスになります。法に触れない事なら何でもしてみましょう。生活が充実してくると波は小さくなります。充実感があれば薬はもっと減らせます。自分に自信がついてくれば治ります。

神田橋語録

私はこれまで、「いろいろできて器用な割に、自分には抜き出たものが何もないな……」と悩んだ時期もありました。でも、これを知ってからは、「そんなものなくてもいいのか!今のままでいいのか!」と思うことができました。躁鬱大学にも「器用貧乏を目指しましょう」と記載がありました。

「生活を万華鏡のようにしてください」という言葉も、素敵な生き方だなと思いました。「法に触れない事なら何でもしてみましょう」とのことなので、気になったこと・やってみたいことには積極的に取り組んでいくようになりました。

例えば、
知り合いに化粧のやり方を教わって、化粧品を揃えてみたり
ダイエットコーチを付けてみたり
通勤時一駅前で降りてウォーキングを始めてみたり
20時就寝・4時起床生活を実践してみたり
何もない状態から、1人でこの本を書き始めてみたり

自分がこうなりたい!と思うことに対する行動を実行するとよいのかなと思いました。

それ以外にも、これやってみたいな、という些細なことでも構わないと思います、
例えば、今日はカフェにモーニングを食べに行こう、とか、ちょっと気になるお店に立ち寄ってみよう、あの本を読んでみよう、とか、そんなことでいいのだと思います。

神田橋語録にも、以下のように書いてあります。

価値の無い事、無駄なことから始めましょう。そうすれば中途で止めてもがっくり来ません。価値あることをしてしまうと、しんどくなった時に途中でやめられなくなるから、損です。逆に無駄なことをどんどんやるのは、治療に役立つから無駄ではありません。

神田橋語録

なんでもいいので、とにかく自分が気になることを、何でもやってみて欲しいです。それが、症状安定に繋がるのだと思います。

ただし、躁の行動には注意が必要かと思います。かなりお金がかかるときなどは、必ず家族に一度相談するなど、決めておいた方が賢明です。

でも、双極性障害の方の行動力は、本当にすごいものがあると思います。躁鬱の波をコントロールして、躁に行き過ぎないことに注意すれば、夢に向かって実際に行動ができる、素晴らしい人材だと思います。ぜひ双極性障害の強みを生かしていきたいですね。

皆さんが今やってみたいことは何ですか?
小さなことでもいいので、ぜひ取り組まれてみてくださいね。

神田橋語録に書いてある言葉は、世間の考えと反対だったりします。でもそれが、双極性障害にとっては良かったりするんですよね。これを知っておくだけでも、生きやすくなれると思います。

神田橋語録は、いつでも私に夢と希望を与えてくれます。大切にしたい文章です。


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