第5章「神田橋語録」から学んだこと/心地よさを大事にする「私さん、私さん、今何がしたいのですか?」
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双極症のままで私らしく生きる!
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オーキドなつみ( アメブロ / X / Instagram )
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「神田橋語録」の中で、私が一番好きな言葉のご紹介です。
双極性障害の人は、他の人よりも丁寧に、自分の気持ちを聞いてあげて、行動してあげることが大切なようです。
自分の心地よさを大事にしてあげるのです。
これは、何度も登場している、宮本佳実さんもよく言われていることだったので、やっぱり正解かもしれない、と思った言葉でした。
例えば、以前、私は朝から体調が優れなかったのですが、主人と子供たちが電車を乗り継いで、市内の博物館まで行くと言い始めました。
最初はついていかないと……と思っていましたが、主人が「来なくてもいいよ」と言ってくれました。
そこで自分に「どうしたいか?」と尋ねたところ、「休みたい」だったので、主人に子供たちをお願いすることにしました。
おかげでその日は、リフレッシュすることができ、充実した1日を過ごすことができました。
人間関係のところでも述べた通り、人の顔色に気を遣って、無理してしまうところがあります。ですが、気を遣うべきは人ではなく、自分の心のようです。
「今日はまだ寝ていたい」「仕事を休みたい」と心身がいうのであれば、無理せずに寝ている、仕事を休む。
「あれをやってみたい!」と思うのであれば、やらせてあげる。
(ただし、躁寄りの時は注意。アウトプットしてから。)
そうやって自分の心身の声を大事にしてあげると、躁鬱の波を穏やかになるようです。
仕事を休む・休まないなど、大きな決断だけではなく、日々の小さな選択肢も、自分の心身に聞いてあげるとよいのかなと思います。今日はカフェで何を飲む?など、そんな小さなことでも、心の声を聞いてあげる。その小さな積み重ねもまた、自分を満たしてくれるように思います。
鬱で辛いときでも、少しでも動いた方がいい、という考えもありますが、私はそれよりも、心身の声に従ってあげる方が大事だと思います。しっかり休んで、心が「動けそうかも……?」となった時が、動く時だと思います。
皆さんは今、何がしたいですか?
ぜひ心身に聞いて、1つでもいいので行動してあげてくださいね。
(ちなみに私は、心の声に従って、大好きなカフェで、執筆活動をしています!)
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