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日本に疲れた人は読むべき!「東南アジア式「まあいっか」で楽に生きる本」

こんにちは、サカモトです。

さて、今回はこちらの本、「東南アジア式「まあいっか」で楽に生きる本」の紹介です。

作者はこんな人

作者ののもきょうさんは、マレーシア在住で、マレーシアでの子育てや生活などについて発信されています。

note「東南アジアここだけの話」として、定期的に発信されてます。

また、Voicy でも「東南アジアから未来が見えるラジオ」として、音声でも発信されてます。

どちらも、日本にいるとちょっと信じられないようなマレーシアの生活などが発信されていてとてもためになります。

のもきょうさんの著作


また、のもきょうさんの本についてはこれまでも何冊か紹介させていただきました。

日本人はやめる練習が足りてない

子どもが教育を選ぶ時代へ

などです。どれも日本とは違うマレーシアでの教育や生活の様子が描かれていて、面白いです。

本書の内容

そんなのもきょうさんが本を出されるということで楽しみにしてました。普段からのもきょうさんの考えにはnoteやvoicy で触れているので、自分にとって特段目新しいことはなかったのですが、あらためて本の形でのもきょうさんの考えに触れるとあらためて感じるものがありました。

そして、貪るように読んであっという間に読んでしまいました。

何より良いなと思うのは、ここには、「人生を楽しもう」という親が多いことです。 小学校の行事では、子どもより親の方が楽しそうでした。 「親が楽しまなくてどうする」 このセリフを、何度言われたでしょうか。

 役所も「ちゃんとして」なかったりします。役所での手続きは対応する担当者によって異なることも普通ですし、職員が書類を無くしてしまうことも起きます。ミスをしても日本のように責任を追及して謝りに来てはくれません。淡々と、「まあ、間違いはお互いあるよね。じゃあ」でおしまいになることが多いのです。

 以前インド系の友人に、 「日本人はなんで予定を変えるだけで怒るの? 予定は予定じゃない? 変えてもいいものだよね?」 と訊かれたことがあります。「予定は未定、頻繁に変わるもの」というわけです。 私もマレーシアにいると、「まあ適当にやっておけば問題ないよね」となります。「まあいっかー」と割り切って考えていかないとストレスが溜まってしまうのです。

マレーシアでは、従業員がミスをしたケースでも、とくにお詫びもなく、責任を追及せず、「しょうがないね」で終わってしまうことがよくあります。

これは、どれもこの本に書かれていることですが、日本に生活しているとひっくり返ってしまいますよね。特に役所の話とかは、ちょっと信じられません。

さすがに、役所は間違えちゃいけないでしょうと思うんですけど、役所であっても許されるとは。でも、確かに厳しい目線を送られているはずの日本の役所でも、ダメダメな対応されたとかの話は一向になくなる気配はありません。それなら、いっその事ゆるく対応したほうがいいのかもですよね。


仕事は大変なものだし、生きていくには大変だ、とにかく頑張らないといけない、みたいな考え方が諸悪の元凶な気がします。ちょっと前に書きましたが、頑張らなくても生きていける、そんな社会にしないとやばいなあと思います。


それにしても、この本を読んでいるとマレーシアに行ってみたくなります。きちんとしてないけど、みんながリラックスして幸せそうな社会って、一体どんな感じなのだろうか?

とにかく、日本の生活に息が詰まりそうになっている人はこの本を読んだほうがいいですよ!

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