見出し画像

40代が生理を語る。

更年期と呼ばれるゾーンに入った。
生理がよく飛ぶようになった。
もう生理終わった《!!!閉経か!!!》よっしゃーーー!
って思って何か月も経ったのに戻ってきたときの痛みと重さよ……。
今回、PMSから酷い眠気が来てたみたいで、なんでこんなに眠いのかわからいままずーっと寝てた。寝すぎた。
更年期鬱かふつうの鬱かと疑ったけれど、精神の落ち込みなどはないからどうやら違うみたい。
血液検査でホルモン量を調べるとまだエストロゲン足りてると言われた。
栄養指導では鉄不足を指摘された。

初潮からウルトラ順調な周期で、一か月以上来なかった月などなかった。
むしろ短め周期で、月の頭とお尻で2回の場合もあった。
こういうのって、女系の遺伝なのかな。
祖母も母もしっかりみっちりあって妊娠しやすい体質。
彼女らはトントン拍子で来て早めに閉経。
更年期障害は重く、最後は婦人病に罹ってふたりとも全摘出だった。
私もそうなるのだろうか。

バアチャンはナースだったので、「腹を冷やすな」とよく言っていた。
格好悪いけれど、冬は毛糸のパンツを下着の上から履かされていた。
いまも真夏以外は「クロパン」を着用し、風でスカートがめくれて下着が見えるなんてことはない。
スカートの下にレギンスを履くことも多い。
冬は裏起毛愛用。

女の子は中学生からは、おなかを守る必要がある。
夏は暑いから薄着になったり、エアコンや冷たい飲み物で冷えたり。
冬はボトムスがモコモコだと格好悪いから、すっきりしたパンツやスカートにすると冷える。
若いお嬢さんたちを見ていると心配になる。

中学校の制服は、30年前は女子がズボンを選択するという発想がなかった。
娘は小学校にいるうちに教員間で合意されて、入学時に男子の制服を購入した。娘のほかにもスラックスを選択した女子がいる。
冷え対策の観点では、もっとおなかから下を守る教育が進んでほしいと思っている。
校則がまだまかり通っているところもあるが、そもそも女子のニーズと合っていないオヤジ目線で決められたルールが多すぎる。
中学生は真冬に生足で歩いちゃダメだ。
もっと暖かくて格好良いボトムスを女生徒に履かせてほしい。
私の時代はプリーツスカートの下に学校ジャージ履いてる子がたくさんいたよ。それしか方法がなかったから。

病気や体質などの個人差があるのは承知だが、生理不順や痛みが出る原因のひとつに冷えは関係あると思っている。
街を歩いている女の子を見ていて、ファッションは我慢が大事だと言うけれど、こんなに足を丸出しにしてヘソ出して、生理重いんちゃうかな、とか余計なことを思ったりする。

例えば、妊娠したい!と思ったときから子宮を大切にするのは当たり前。
ほんとうはそれよりもっと以前から、大切にしてほしい。
これは女の子みんなに言えること。
一年中、おなかを冷やさない。
アイスクリームを食べたら温かい飲み物を飲む。
今日は肌の露出多めだった、汗で身体が冷えちゃった、そういう日はお風呂に長めに浸かる。とにかく身体を温める。
この当たり前を徹底してほしいし、もっと知られてほしい。
実は男性の不妊にも睾丸の冷えは関係あるとか。(もちろん体質もある。)
妊娠希望かどうかは抜きにしても、大切にしていたら、更年期になってからでも影響はあると思う。ずっとつき合う臓器だから。
私は亡くなったバアチャンを思い出しながらおなかを冷やさないようにしてきて、これまでノートラブルでだった。ほかの要因もあるかもしれないが、生理中の激痛とか不正出血はなかった。

冷えとは別の疾患の可能性も定期的にチェックしておく必要はある。
そのために、身体の悩み、特に下半身の悩みを話せる主治医を見つけておきたい。いざというとき、恥ずかしいとか、面倒だなどの理由で受診をためらわないように。
私は主治医の前では全部脱げるし、最悪だった話しもするし、泣いたこともある。家族や友人の前ではできないから、診察室で。
身体のことで不安があれば全部話して、納得するまで質問して帰るようにしている。


男女に関わらず、女の子の身体をどうしたら大切にできるか、10代のうちから考える機会をもっていてほしい。
どんなに強そうに見えても身体はデリケートだから。

もうおとなになってしまった読者の皆様におかれましては、ご自身やご家族の健康管理についていま一度、思いをめぐらせる機会になれば、と思います。


覗いてくれたあなた、ありがとう。

不定期更新します。
質問にはお答えしかねます。

また私の12ハウスに遊びにきてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?