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バカのひとつ覚え?




幼稚園の先生から

「みんなでお片付けしましょ〜!」
「お片付けの時間だよ〜!」

ってよく聞きませんか?






わたし、
電話をかけた結果、失恋をしたんですけど、
(別れ話をするためではなく、お互いに「これからもよろしくね」となりたくて電話をかけました。)




わたしからかけた電話って

「おもちゃ一緒に片づけよ」って肩ポンポンしたようなもので。




でも彼は

「いや無理。お母さんがお迎えに来てるからもう帰るね、じゃあ!」みたいな対応で。




気づけばひとりポツンと、おもちゃに囲まれてしまいした。




でも

お片づけしないと、先生に怒られちゃうじゃないですか。



お家だとしても、

お部屋を片付けないと、お客さんを呼べないじゃないですか。




だからわたしは、
ぱっと見だけでもマシに見えるように、
広がったおもちゃが視界に入らないように、
とりあえず両手両足でザーッと端に寄せました。



おかげで
まだ、ふと彼を思い出すことがあるんです。




しまう場所を一緒に確認できていないから、

定まった場所にお片づけができなくて。

それがあまりに無情で。




失恋から1週間ほど経ちまして、

今までで一番好きだった人ではないし、
この先、彼以上の人と出会えないかも…とも思っていません。



でも、

たくさんのおもちゃで遊んだわけじゃなくても、

一緒におもちゃを出したなら
一緒にお片付けしないと。




一方が好きのまま離れるってこういうことな気がします。





数は少なくとも、ほったらかしの思い出を、
残された人が必死に、
片づけられるスペースを確保したり、
引き出しのある棚をトントン作ることで、



過去にして、



新しい恋を探して、迎えるんですかね。



あと何回、お片付けをするのかしら。





ああ、おもしろい。






大好きだった幼稚園の先生が
毎日言ってたことじゃないか…





幼稚園の学びって人生だったのかー!


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