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耳鳴り潰し313(自然と欲しがる物理論、呪術廻戦0、混沌体育館)

 洗い物をする際に悩んでいた(家事と昼食中を利用して何かを観るようにしている)。
 何を観るか。
 娘を追いかけて「BANANA FISH」の続きを観るか。
「鉄血のオルフェンズ」に戻るか。
 呪術廻戦を観始めた息子に倣うか。
 息子が感涙していた、「鬼滅の刃」の名シーンだけ観るか。
 もしくは他のもの。
 そこで私は気づいた。
 今自分が求めているのは映画であると。
 身体が欲しい食物を自然と求めるように。
 調理中に味見をして「もう少し醤油を足そう」となるように。
 パスタにふりかけをかける際に「今欲しいのは野菜ふりかけをベースにかつおを。締めはゆかりで」と感じるように。
 求めているのはシリーズ物のアニメでもなく、ドラマでもなく、映画である、と感じた。

 というわけで間を取って(?)映画「呪術廻戦0」を観た。
 乙骨の「女たらし」とからかわれてからの「純愛だよ」との返しは見習いたい。使う場面がない。五条悟が夏油に、敵対しながらも信頼を寄せている、という感情も良かった。

 午後からは娘の「6年生お別れ会」見学へ。体育館で行われるもの。始まる前に娘が担任と一緒に私の元へ駆けてきて「図工の時間に彫刻刀で指切った!」と知らせてきた。後で聞いたが、彫刻刀での怪我は四人目だとか。

 後で娘とも話して突っ込みを入れまくったが、いろいろ段取りがぐだぐだだった。生徒の責任ではない。逆にいろいろ参考になりそうなので書き留めておく。

 1~3組で綱引き、玉入れ、ドッヂボールをするのだが、対戦組み合わせを決めるくじ引きの際に、各担任がまず札を引き、A~Cの札を割り当てられていた。1組がC、2組がA、3組がB、という風に。

 1組~3組の札を用意すればいいだけじゃないか。

 綱引きでは体育館の床に斜めに綱が引かれた。端が体育館入り口に向いている方が明らかに有利だった。際限なく後ろに引けるため。もう一方は壁を背にするため、後ろに回れない。

 玉入れでは「APT.」の曲で「あーぱつあぱつ」を歌っている間は踊り、違うメロディが始まったら玉を投げる、というもの。こちらは保護者も参加。
・司会の先生がやり方を説明している時に、本番だと勘違いした一組が玉入れを始めてしまう。
・「ここで止まる」「ここから入れる」がよく分からずに、入れ続けてしまう。
・入った玉を降ろす際に大量にこぼれる。
・玉を数える際に三つずつ掴んで投げるのだが、やりたがる生徒が複数手を出したために、正確にカウントできていない

 娘の組は初回は「見」だったため、ぐだぐだは多少は回避できたが、そもそも皆が皆この曲を知っているとは限らない。といった内容を娘とその後話したら「友だちも同じこと言ってた」とのこと。

 ドッヂボールでは、暗黙の了解があるのか、積極的に参加しない勢は両端に固まっているのだが、本気勢はそちらを当てには行っていなかった。外野に飛んだボールが壁に跳ね返って内野に入った際には、きちんと外野に渡されていた。連合運動会でも目立っていた、ひと際大きな体格の子がいるのだが、その子はボールを持っても他の子に手渡していた。「本気は出せないんだ」なのか、肩を痛めているのか。

 本気勢とその他の割合は半々くらいだろうか。両端で縮こまっている勢にとってこの時間は何なのだろう、と思う。一応危険を避けてボールは見ていなけりゃならないし。本気勢に取っても当ててしまうと気まずい雰囲気になるし。

 娘の様子を見ていると、座って見学中には後ろからずっと抱き着かれていたり、「Dr.STONE」を勧めてきたBL好き仲間という子はクラス1の明るいキャラで、最後の方で二人で話してたし、よく名前の出る仲の良い子を確認していると、それぞれと上手くやっているようだった。

 その後は支援学級担任との懇談。今後の方向性のことなど。

 娘の小学校生活が終わるまで、あと15日だという。娘が1年生の頃に開かれた、「6年生を送る会」を観に行ったのが、ほんの少し前のことに感じるのに、あれから5年も経っている。時間の経過が信じられないでいる。

 生成画像付き短歌集(171~180)。年明け頃、マイコプラズマ蔓延期。


英語教材風AIイラストネタ。


早く逃げて


オフィスに一台どうぞ


出荷ゼロ

 今日の一枚「女性の怨霊を従えている、日本刀を構える男子高校生」


刀が長すぎる問題をどうにかここまで修正した


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泥辺五郎
入院費用にあてさせていただきます。