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生成画像付き短歌集(111~120)

大分遅れている。2024年11月に詠んでいたもの。

111
中学の支援説明などを聞く六年生もあと四ヵ月

※来春から娘が通う中学校に、支援学級の説明などを聞きに行く。前回見学に訪れた際はずっと先のことだと思っていたのに、娘の小学校生活も残りわずか四ヵ月になっていたことに驚いた。

112
小児科で赤ちゃんに向けパパさんが選んだ絵本「ネットのルール」

※小児科で見た風景。一歳くらいの女の子にパパさんが絵本を持ってきた。
「○○ちゃん、絵本読もうか。えっと『ネットのルール』」
病院の待合室で噴き出しそうになった。

113
学校を休んだ息子が待ち望む宿題入った連絡袋

※上の子は校外学習で下校時間が遅いため、同じアパートに住むクラスメイトが届けにきてくれた。しかしその前に「郵便ポストに入ってないか見てきて」と確認に走らされた。宿題を早くやりたがっていた。

114
腹からの声でウィルス押し出して一日半で元気な息子

※鼻水からの咳で学校を休んでいた息子だが、二日目の昼にはもう元気になっていた。腹からしっかり声を出して話したり歌ったり。体内のウィルスを声で押し出しているように見えた。マスクはつけていた。

115
「やっと来た」二日会えずにいた子から。「会いたかった」と本音が透けて。

※風邪で学校を二日休んだ息子。二日ぶりの登校の際に何か言われたか尋ねると、仲の良い女児から「やっと来た」と言われたとのこと。その言葉の裏から透ける「会いたかった」の気持ち。

116
ベリアルが我が家の帝王から堕ちた新しい王ロゼゴクウブラック

※昨年のクリスマスから我が家のおもちゃ界の帝王として君臨してきたウルトラマンベリアルのアクションフィギュアが、この日息子の誕生日プレゼントのフィギュアーツ「ロゼゴクウブラック」にその座を奪われた。

117
紙の本久方ぶりに読んでたら娘も息子も触るしめくる

※久しぶりに電子書籍ではなく紙の本を読んでいた。子どもたちは表紙に触れたりぱらぱらめくったりページ数を確認したり。絵は人物設定年齢設定全部違うが、可愛いからよし。

118
誕生日祝うかのように虹が出る七歳になった息子の上に

※七歳の誕生日を迎えた息子。小学校からの帰宅時間に合わせるかのように、見事な虹が出ていた。

119
どの言葉どの一行にもありましたあなたの詩からもらった種が

※谷川俊太郎さんの訃報に触れて、彼の詩と自作との関わりとか普段思い浮かべる詩句とかを振り返ってみると、いろんなところで影響を受けていたんだと悟った話。

120
父いわく検索したら出てくると兄の近況教えてくれる

※用事で実家へ。互いの病気の話などの後「検索したら、空手の壮年の部で優勝したらしい」と私の兄の近況を知らせてくれた。直接的なやりとりはしていない。


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泥辺五郎
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