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生成画像付き短歌集(11~20)

Xで一日一首ポストしている、生成画像つき短歌シリーズ。
基本ChatGPTに「この短歌のイメージ画像を描いて」と指示しています。
「短歌集」というテキストファイルに書いているので、自然と前日からの流れのようなものができていくことに。日常から拾うことが多くなりました。

11
大サビがまだまだ足りぬと繰り返す二度も三度も声枯れるまで

観客の絵が怖い

※近所の小学校での夏祭りで、バンド演奏していた方々がブルーハーツ「情熱の薔薇」の大サビを三回繰り返していたのを聞いて。

12
雷が足音のように続く日に足跡の中でウシガエル鳴く

※雷が鳴り続ける日だった。雷がやむとカエルたちが一斉に鳴き始めた。

13
自由律俳句で話す世界線誰もかれもがしぐるるばかり

今気づいたがしぐれてなかった

※種田山頭火の自由律俳句の画像生成を続けていた。

14
体液と太陽熱が入り混じる沸かされている屋外火葬

※炎天下を長い時間自転車で走ったために、火葬されている気分になった日。

15
減る腹に安いパンだけ詰め込んで米など知らぬ振りをしている

※米が高いので実際食パンを多く食べている。

16
近隣の花火大会知りながら病にかまけて音だけを聞く

※近所で花火大会があったが、あまりいい思い出もないので行きはしなかった。見上げる動作もできないし。

17
勉強が家事から逃げる理由なら全ての家事を君に与える

※子どもと洗濯物を一緒に畳もうとしたら「宿題やる!」と言って息子が逃げ出したのを受けて。実際には与えてません。

18
痩せた母新聞紙から切り抜いた小説公募の広告くれる

※実家に行った際の実際の光景。

19
イントロのドラムを刻む指先で父の仕草を受け継ぐ息子

※最近の息子のお気に入りImagine Dragons「Believer」。印象的なドラムのイントロをよく指で刻んでいる。私が胸や腹を叩いてドラムごっこをするものを真似たものである。


20
今何も読みたくないと言いながら小島信夫の「美濃」を開けり

※実際は何も読みたくない気持ちになったわけではなく「腹壊す何度もトイレに引き篭もる小島信夫の「美濃」を開けり」という、事実を歌にしただけの一首を改造したもの。大滝瓶太さんのポストを読んで影響されて。

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泥辺五郎
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