「憧れの文芸部部長にレモンの汁を目に垂らされる日常」#シロクマ文芸部
レモンから絞られた汁が僕の目に垂らされていく。憧れの文芸部の部長である彼女の実験台にされる日々の中で、本日の僕はレモン汁を目に入れるとどうなるのだろう、という彼女の素朴な疑問に付き合わされているわけだ。
「中年男性が中年男性に拷問をしているところを書いてるの。目にレモンを垂らすところで『目をつぶるんじゃない! じっと俺を見ておけ!』ていう台詞を思いついたんだけど、実際にやってみるとどんな感じなんだろう、て思うじゃない」
「沁みます。痛いです。目を開けていられないです」
「