こんばんは、ドレミです。 今日はモーツァルトのトルコ行進曲について解説していきます。 モーツァルトのトルコ行進曲といえばとっても有名ですが、実はこの作品はピアノソナタの3楽章なんです。 「ピアノソナタ11番(トルコ行進曲付き)」というのが正式な名前です。 まずAの部分、最初から速い動きが難しいですよね。 ここは「弾く」ことに必死になるとうまく弾けません。軽やかに弾きたいので、指を「離すこと」を意識して弾きましょう。 また、手の動きが大きくなると軽やかさやスピード感がなくなっ
こんばんは、ドレミです。 今日はモーツァルトのトルコ行進曲について解説していきます。 モーツァルトのトルコ行進曲といえばとっても有名ですが、実はこの作品はピアノソナタの3楽章なんです。 「ピアノソナタ11番(トルコ行進曲付き)」というのが正式な名前です。 まずAの部分、最初から速い動きが難しいですよね。 ここは「弾く」ことに必死になるとうまく弾けません。 軽やかに弾きたいので、指を「離すこと」を意識して弾きましょう。 また、手の動きが大きくなると軽やかさや
どこかで演奏する「本番」を目前にしたとき、その日が迫ってくると、急に出来ていないところが浮き彫りに見えてきたり、うまく弾けるか不安になったり、、、 本番に向けての最終調整をして、その日をできるかぎり万全の状態でむかえたいと誰しも思っているはずです。 今日はドレミ流、本番間近の調整方法をお伝えします! まず、本番1週間前をきると、だいたいもうほぼ完成系で、あとはどこまで完成度を上げられるか、という状態になっているはず。 本番で弾くテンポやペダルはもう決まっていて、難しい
こんばんは、ドレミです。 都内は今日はすごい雨でした。 ここ数日急に冷え始めたので急いでダウンベストを出しました^^; さて、今日は、ブルグミュラー13番「コンソレーション(なぐさめ)」についてお話しします。 この曲の重要なポイントは、多声部の作品であるということですね。 右手で内声と主旋律を弾かなくてはなりません。 内声と主旋律を片手で弾くということは、片手で静かに寄り添うように弾く音と、目立たせてたっぷり歌う音があるということです。 これがとっても難しい! しかし、ここ
こんばんは、ドレミです。 今日は生徒さまからの質問にお答えする形で、ブルグミュラー5番「無邪気」の弾き方を解説していきます。 9小節目からの青色の印の部分、「左手を抑えつつ、クレッシェンドをする方法」についてご質問をいただきました。 この部分、4小節かけてクレッシェンドをしてpからfまで強くしていきます。 クレッシェンドを意識すると、ついつい左手に力が入って強くなりがちです。 左手の弾き方に工夫が必要になります。 シ♭ドとラドの繰り返しで2,1,2,1
こんにちは、ドレミです。 最近スッキリしない天気が多いですね。 最近はレッスンをしている子どもたちは夏休みなので、朝からレッスンをすることが多いです。 レッスン室までの道で、まだシャッターが閉まっている商店街を自転車で抜けるのが気持ち良いです。 さて、今日はレッスンをしていて気になることをお伝えしますね。 それは、クレッシェンドやデクレッシェンドの弾き方です。 強弱の変化を意識して弾くことはとても素晴らしいのですが、クレッシェンドの記号が書いてあるのが目に入ると、すぐさま強
こんばんは、ドレミです。 今日はショパンのノクターンop.9-2について少しだけ解説していきます。 この曲は名曲すぎて、YouTubeにもたくさん演奏動画があります。 表現もいろいろなので、好きな演奏を見つけて、どんな演奏をしているのか分析していくのも面白いです。 まず、基本的な弾き方としては、この曲は8分の12拍子なので、4拍子(123,223,323,423)でカウントします。 この時、各拍の3拍目の左手、楽譜の1小節目で黄色いマークをしております。
こんばんは、ドレミです。 ここ2日ほど都内は涼しく過ごしやすい陽気です。 このまま暑さが落ち着いてくれれば良いのですが・・・ さて、今夜はブルグミュラーの4番「小さなつどい」の解説をしていきます。 この曲はまず6小節間の序奏から始まります。 この序奏ですが、いきなり左手の旋律です。 左手で旋律を弾くのが苦手な方多いのではないでしょうか。 強弱記号はpですが、響きのない浅い音にならないようにしっかり響かせて弾きましょう。 5、6小節目のスタッカート
こんにちは、ドレミです。 今日は、ブルグミュラー12番の「別れ」について解説していきます。 この曲の構成は【序奏ーAーBーAーcoda】となっています。 まず5小節間の序奏がありAに入っていきますが、この序奏はアウフタクトで始まっています。 1、2、3と数えて、3拍目の裏から「ミファミ」と入りましょう。 このアウフタクトの小節は、0小節目になり次の小節から1小節と数えます。 1小節目の「ミーレー」の「ミ」に重心を持ってきましょう。 4小節目は7度の跳躍をして高い
おはようございます、ドレミです。 ピアノのレッスンをされている方は、レッスンの振り返り練習をしていますか? レッスンは受けただけで満足してしましがちですが、その後の振り返りの練習がとっても重要です。 なるべくすぐに復習するのが良いですが、時間が経つと、またどこからともなく自己流が出てきてしまい、次のレッスンでさらに注意される・・・なんてことはよくあります笑 今日は、ドレミのピアノサロンでレッスンを受けていただいさ生徒さんの曲を取り上げて、お話ししていきます。 曲は、モーツァ
こんばんは、ドレミです。 先日レッスンを受けに行ってきました。 普段はピアノのレッスンをする立場ですが、今でも音大時代の師匠にお世話になっており、定期的にレッスンを受けに行っています。 音大を卒業してから、このご時世でなかなかコンサートもできず、本番が少なかったので、練習のモチベーションが上がらずにいました。 ですが、レッスンに行く!という目標があるだけでも練習のモチベーションがあがります。 危機感があると言った方がいいのかもしれませんが笑 音大時代、師匠には沢山怒られ
こんばんは、ドレミです。 「そのモチベーション、どうやって保つの?」 音大時代によく言われました。 学費貧乏でしたので、一人暮らしの自宅にはピアノを置かず、早朝から大学に行って練習をしていました。 実家っていいな。とよく思ったものです(^^;; 毎日毎日、朝早くからよくやるね! と言われていましたが、常にモチベーションの維持ができていたわけではありません。 やっぱりどうしても集中できない、ピアノの前にいるのに、まったく弾く気になれない… そんな日も普通にありました。
こんばんは、ドレミです。 これまで私の過去について少しずつお話ししてきました。 私はピアノを弾くことが苦手でした。 自信をもって弾いたこともありません。 しかもかなりのあがり症です。 音大時代の人前で弾く機会に、特に大きなミスもなく、音楽的な内容を考えながら自分の音楽に没頭して弾けた時に師匠から「あなた!弾けたわね!!」と驚かれるほど(笑) ですが、ピアノをここまで続けてきて、ピアノが好きだということを、そしてピアノが私の人生とは切り離せないアイデンティティであることを受
普段皆さんはどんなふうに練習を進めていますか? 毎回しっかり頭を使って練習できていますか? 私は器用なタイプではないし、勘がいいわけでも指がとても動くわけでもありません。 そして何より、初見がとてつもなく苦手なので、譜読みにも時間がかかります。 なので、新しく曲に取り掛かるときには、ゆっくりじっくり進めていきます。 とは言え、音大時代は毎週レッスンがあったので、新しい課題にゆっくり取り組む余裕なんてありませんでした。 この曲はもう合格で来週は次の曲ね! と言われると、クラ
こんばんは、ドレミです。 諦めの悪い私がどうやってここまで来たのか、前回までお話ししてきました。 私は、決して器用な性格ではありません。 人前は苦手だし、とてつもなくあがり症です。そんな私も、人前の演奏で「なんか少し気持ち良かった、楽しめた」という経験ができるようになりました。 自信が無いからこそ、たくさん練習をしてきました。 試験前に師匠のご自宅で練習をさせていただいたことがあるのですが、別室で練習が聞こえていた師匠から「あなた、よくやるわね〜真面目なのね。できているとこ
こんにちは、ドレミです。 前回は、私は決してピアノエリートではないんです、というお話をしましたね。 今回は、私がピアノの先生になるまでのお話を少しだけしたいと思います。 私が物心ついた頃には、3つ上の兄がピアノを弾いていて、祖父母の家にあったピアノや実家にあったキーボードやエレクトーンで遊んでいた記憶があります。 兄があまりにピアノが上手だったので、私が5歳の頃に祖母がピアノを買ってくれました。 兄はめきめき上達して、両親や親戚、ピアノ教室の保護者の間でも評判のリトルピア