自分に勝つための練習方法

こんばんは、ドレミです。
諦めの悪い私がどうやってここまで来たのか、前回までお話ししてきました。
私は、決して器用な性格ではありません。
人前は苦手だし、とてつもなくあがり症です。そんな私も、人前の演奏で「なんか少し気持ち良かった、楽しめた」という経験ができるようになりました。

自信が無いからこそ、たくさん練習をしてきました。
試験前に師匠のご自宅で練習をさせていただいたことがあるのですが、別室で練習が聞こえていた師匠から「あなた、よくやるわね〜真面目なのね。できているところも何度も何度も弾くのね。」と言われました。

私は、緊張のあまり真っ白になり、弾けるところも弾けなくなってしまったことが一度や二度では無いため、本番前は特に入念に細かい練習をしていました。
細かく、抜け目なくしつこく練習することが、ミスを少なくそして仮にミスをしても大事故を回避して最小限の傷で済ませることができる秘訣だと思います。

高校の頃、毎朝4時半に起きて始発電車で学校へ行き朝練をしていたため、早起きは得意です。音大時代は家にピアノがなかったので4時に起きて学校へ行き、早朝から5時間半の練習時間を確保していました。土日は8時間ほど練習室にこもっていました。

教育大時代や音大に入る前は、ひたすらピアノの前にいて、ピアノから離れるのが不安でお昼ご飯もピアノの椅子に座って食べていたほどでした。
そんな生活よりも、音大時代の限られた時間の中での練習の方が、効率よく上達していました。結局長時間ピアノの前にいても、ダラダラと身にならない練習になっていたのかもしれません。

自分に合った練習スタイルを見つけることが練習の近道なのかもしれませんね。
そういえば最近、あの頃のような細い練習ができていないなと、この記事を書きながら反省しました。
さて、明日はちょっと、しつこい練習をしてみよう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?