ショパン ノクターン2番
こんばんは、ドレミです。
今日はショパンのノクターンop.9-2について少しだけ解説していきます。
この曲は名曲すぎて、YouTubeにもたくさん演奏動画があります。
表現もいろいろなので、好きな演奏を見つけて、どんな演奏をしているのか分析していくのも面白いです。
まず、基本的な弾き方としては、この曲は8分の12拍子なので、4拍子(123,223,323,423)でカウントします。
この時、各拍の3拍目の左手、楽譜の1小節目で黄色いマークをしております。
この3拍目の音の処理が疎かになりやすいので注意が必要です。
各拍1拍目のベースが跳躍になるので、その移動のために3拍目に神経が行き届かなくなってしまうことが原因です。
次に、装飾の弾き方です。
ショパンの作品にはたくさん装飾が出てきます。
このノクターン2番も、同じテーマが繰り返されますが、全く同じではなく装飾を伴っていきます。
この装飾をテンポの中に入れ込もうと思わず、少し時間がかかっても良いのでたっぷり、espressivo で弾きましょう。
また、細かなアーティキュレーションも大事にしてほしいポイントです。
4、6、8小節、赤ペンで印をつけています。スラーの切れ目は指を離してニュアンスを大事にしましょう。
4、8小節目に①、②と書き込んでいますが、同じ音型でもアーティキュレーションが変わることで、変化があり、音あそびのような面白さが出てきます。
この曲に限らずですが、楽譜をよく見て、細かな弾き方をいかにたくさん見つけられるかが、演奏の面白さにつながります。
是非、今取り組んでいる楽譜をよーく見てみてください。
ドレミのピアノサロンでは、このようにレッスンの振り返りができるような記事を書いたり、生徒さんが取り組んでいる曲の解説や練習の仕方をお伝えしています。
ご興味ある方は是非ドレミのピアノサロンの方にもお越しください♪
#ショパン #ノクターン
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