ワイン好きに捧げるレシピ#135《サワラとミントと泡ワインと》
春と冬に二度の旬を迎えるサワラ。
春はやわらかく淡白な味わい、冬は脂がのり濃厚な味わいをお楽しみいただけます。
今の季節だけの豊富な脂を持つ寒鰆を使用し、スパークリングワインに合う一品を作ってみました。
サワラとミントのリエット/Spanish mackerel and mint rillette
リエットは通常、豚肉をラードや塩と一緒に煮込んで作るペースト状の料理をさしますが、実は魚でも作れちゃいます!
作り方はとっても簡単で、サワラを低温でじっくりコンフィし、リエットに仕上げていきます。
▼過去レシピのマグロコンフィと里芋のポテトサラダもご参照ください▼
材料
作り方
①サワラは塩をふり、ラップで包んで冷蔵庫に1~2時間おく。キッチンペーパーなどで水分を取り除く。
②Aのにんにくは、皮を剥いて薄切りにする。
③ジッパー付保存袋に、①②とAをすべて入れて密封する(オリーブオイルはサワラの半身が浸るくらいが目安です)。
④鍋に分量外の水を入れて加熱し、沸騰したら火を止める。③を入れて蓋をし、15~20分ゆっくり火を通す。鍋から保存袋を取り出し、サワラの皮を取り除く(コンフィオイルは後の工程で使用します)。
⑤フードプロセッサーに④のサワラを入れ、ペースト状にする。
⑥ボウルに⑤のサワラ・④のコンフィオイル大さじ1.5~2・刻んだミント(仕上げに使用するため、少しだけ残しておいてください)を加え、まんべんなく混ぜ合わせる。
⑦器に盛り付け、ミントを散らして完成!
サワラのねっとりとした口当たりと旨味、ミントの爽やかな風味が口いっぱいに広がる濃厚なリエットです。
そのままでも、お好みでカリッと焼き上げたバゲットに乗せてお召し上がりいただくのも美味ですよ!
Grove Street Private Cuvee Sparkling Wine California
サワラとミントのリエットに合わせたのは、アメリカ・カリフォルニア州の辛口スパークリングワイン。
カリフォルニア州の海岸線沿いにある畑で育まれたコロンバールを主体にブレンド。
洋梨やパイナップルを想わせる果実味に青りんごの爽やかなフレーヴァー、余韻にトーストのような甘く香ばしい風味が広がります。
リエットの粘性と、ワインのふくよかな果実味&爽やかな酸味がうまく調和してくれます。
あっさりとしつつも旨味のある寒鰆をぜひご賞味ください♪
最後までご覧いただき有難うございます!
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美味しい料理とワインに囲まれ、皆様の暮らしが彩り豊かなものとなりますように。