この本、どうかニャ?『いしのはなし――きれいでふしぎでやくにたつ、ちいさなちきゅう』
小学生におすすめの本を紹介する「この本、どうかニャ?」。今回の執筆者は「PONすけ」です。
『いしのはなし――きれいでふしぎでやくにたつ、ちいさなちきゅう』
ダイアナ・アストン文 シルビア・ロング絵 千葉茂樹訳 ほるぷ出版
ちっちゃいときに、道におちてる石が気になって、よくひろってかえって、ママにいやな顔されたんだ。それって、ぼくだけぽん?
そんな石好きのぼくだから、この絵本をみつけたとき、もううれしくてうれしくて、すぐよんでみた。そしたら、びっくり。石のひみつが、ぎっしりつまってた。
石のしゅるいとか、できかた、うちゅうの石……もっともっと、いろんなことが書いてあった。しらないことが、いっぱい。
石ってきれいなんだよ、それに、石ってすごいんだ!
いちばん気に入ったのは、わってみると、いがいにも、中がとってもきれいな石。
なんか、はずかしいけど、それって自分みたいだなっておもっちゃった。
この絵本、ぼくの宝物になりそうだよ。
(PONすけ)
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
▼本の購入はぜひお近くの書店で。お近くに書店がない場合はお好きなオンライン書店からどうぞ。
▼『外国の本っておもしろい! 子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック』(読書探偵作文コンクール事務局編 サウザンブックス社)を発売中です。過去の受賞作、審査員の座談会、コンクールのあゆみ、読書ガイドなど盛りだくさん! ぜひお読みください。